からだのこと

2020年03月05日

お薬相談室 vol.17 花粉症と春の風邪

奥(登録販売者)

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こんにちは、さくらの森 登録販売者の奥です。

 

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

 

あっという間にもう3月。

花粉症の季節がやってきましたΣ(・∀・;)

本当にこの季節は嫌ですね〜〜💦

 

何をやっても集中できず、今年は予想外にもマスクが品薄・・・

ていうかどこにも売っていない状態で、

ほんっっとうにツライです。 

 

花粉症の症状としては、

 ☆くしゃみがひどい

☆目が痒くなる

☆頭がボーっとする

☆鼻水がとまらない

☆1〜2ヶ月は症状がなおらない

☆皮膚が痒くなる

 

この中の幾つかが出る感じ。いずれにしても辛いですよね。

花粉症の市販薬

花粉症は今の季節、ドラッグストアのメインコーナーになっています。

ここ数年で販売されるようになった、

第2世代抗ヒスタミン薬

・アレジオン

・アレグラ

・クラリチン・・・etc

これらは、眠気が出にくいと言われていて人気のお薬です。

1日1回飲むだけで効くものもあります。

 

漢方薬なら、

・小青竜湯(しょうせいりゅうとう)

こちらも眠くなりにくく、水っぽい鼻水、のどの痛み、咳などに効くので

漢方の方が良いという方はコレ一択!だったりします。

 

 花粉症になったかな??

今まで花粉症になっていなかった人でも、

「アレ?もしかしたらデビューしちゃった??」と思った事ないですか?

 

それは、こんな症状ではなかったですか??

☆冬には症状がでない

☆熱っぽいけど熱は出ない

☆鼻水・くしゃみがよくでるが、数日で症状が落ち着くことが多い

 

これは花粉症ではなく、春の風邪(かぜ)なんです!!!

漢方では、自然の六気が人体に影響を与えるといわれています

六気とは 風気・寒気・暑気・湿気・燥気・熱気のこと。

「六気」がすぎると「気」⇨「邪」に変わって病気になる。

なので風気も(ふうき)⇨風邪(ふうじゃ)にかわるということです。

風邪(かぜ)と風邪(ふうじゃ)の字が一緒なのは、

そこからきているとも言われています。 

 

春、花粉が飛び交う頃には、朝晩冷えても昼間は暖かいですよね

その頃は冬と違って汗腺が少し緩んでいて

弱い邪でも入ってきやすくなるんです。

     ⇓

それで「風邪」になる

 

さらに「温度差」に体がついていけなくなるということも原因のひとつ。

 

数日たって治るような症状なら、「春の風邪」と思ってください。

 

漢方では、花粉症の原因は花粉だけではなく

・生活習慣の乱れ

・偏った食生活

・花粉

この3つが重なった時に発生しやすいとも考えられています。

さらに、

花粉症の症状を引き起こす「粘膜の腫れ」は「体のむくみ」と関係があるそうで

①水分のとりすぎ

②甘いもののとりすぎ

③冷たいもの

この3つのむくみの原因に心当たりがある方は

少し控えてみてください。

 

 体質改善をしたら、症状が落ち着く可能性がありますよ!

 

血流が滞る瘀血(おけつ)体質も

アレルギー症状を引き起こす原因のひとつ!

めぐりの漢方はこの瘀血体質を改善しますので、この春に是非おすすめの漢方薬です。

めぐりの漢方 ご注文はこちらから

 

さらに、花粉症予防にはお茶に含まれる「カテキン」も有効です。

さくらの森で扱っている「田七茶」を合わせて飲めば

効果も期待されるのではないでしょうか!(*^^*)

田七茶、ご注文の詳細はこちらから

「田七茶 写真」の画像検索結果

読んで下さってありがとうございました。

 

奥(登録販売者)

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漢方に興味を持ち勉強するたびに、漢方薬は奥が深い!と感じています。 お客様に安心して使っていただけるように、色々アドバイスをさせて頂きます。

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