からだのこと

2020年09月17日

【ファスティング豆知識】最終回 #12細胞から元気になるファスティング

さくら便り

こんにちは。1級断食指導士の山本です。

 

【ファスティング豆知識】のコーナーでは、

最近、話題の「食べない健康法」である「ファスティング(断食)」の

基礎知識についてお届けしています☆

今回で【ファスティング豆知識】最終回です。

 

前回は「#11ファスティングの腸内洗浄効果」についてお伝えしました。

はじめからご覧になりたい方は「#01ファスティングってなに?!」から

ご覧くださいね!

 

細胞から元気になるファスティング

美容・健康のあらゆる面に有効な手段として注目されている

ファスティング

フランスでは「メスのいらない手術」、ドイツでは

ファスティングで治らない病気は何をしても治らない

と言われるほどです。

 

現代のファスティングは、ドリンクなどで必要な栄養を補いながら

消化活動をお休みすることで、本来の人が持っている

自然治癒力を高めて細胞から元気にしてくれます。

ファスティング細胞から元気になるために、

忘れてはならないのが細胞内にあるミトコンドリアの存在です。

 

ミトコンドリアはエネルギーの発電所

私達の細胞の一つ一つには、ミトコンドリアという

エネルギーをつくる小器官があります。

ミトコンドリアの主な働きは、食べ物から得られる栄養素と

呼吸から得られる酸素を原料に、生命維持や活動するための

エネルギーを作り出すことです。

ミトコンドリアは体内エネルギーの発電所と言われています。

エネルギーがあるからこそ、動いたり考えたりすることができます。

ミトコンドリアのおかげで私達は生きていられるのです。

 

もし、ミトコンドリアが作り出すエネルギーが減ってしまったら、

身体は老化に向かいます。

病気にかかるのは、身体が老化して様々な器官に異常が起こるのが

原因と言われており、極端に言えばミトコンドリアが弱ってしまったり、

足りなくなってしまうことで身体の不調が起きるといえます。

また、自然治癒力で身体の不調を治すにもエネルギーが必要です。

つまり、元気なミトコンドリアを増やして活性化させることが

細胞から元気健康になる近道なのです。

 

ミトコンドリアを増やすためには、

・寒さを感じること

・運動をすること

・空腹を感じること

がポイントです。

 

エネルギーが足りないと細胞が感じると、ミトコンドリア

増えるようにできています。

ファスティングをすることで意図的に飢餓状態をつくりだすため、

身体はエネルギーが足りないと感じて、ミトコンドリア

増えて活性化していきます。

 

ミトコンドリアを増やして自然治癒力を高めるためにも

ファスティングは有効な方法なんですね!

 

オートファジーで細胞をリフォーム

そして、細胞から元気になるためにはオートファジーという

身体のメカニズムも大きく関係しています。

オートファジーとは、ギリシャ語の「自分(オート)」と

「食べる(ファジー)」を組み合わせたもので「自食」を

意味しており、「細胞の自食作用」のことです。

 

通常、細胞には寿命があり、古くなったら新しい細胞と

入れ替わっていき、新陳代謝が行われていきます。

ですが、オートファジーは古くなった細胞を分解し、

まだ使える部分を再利用して新しい細胞を作っていきます。

オートファジーは細胞を断捨離してリフォームしてくれるんです!

また、ファスティングを行うとオートファジーが活性化する

と言われており、細胞のデトックス力リフォーム力を高めてくれます。

 

その過程で、古くなったミトコンドリアもリフォームしてくれるため、

エネルギーも効率よくつくることができるようになります。

オートファジーのメカニズムについては、

2016年に東京工業大学の大隅良典栄誉教授が

ノーベル生理学・医学賞を受賞しています。

 

科学的にも証明されている、いいことづくしファスティング

やらない理由はないですね!

 

あなたもファスティングによる恩恵を受けてみませんか?

 

▼ファスティングを体験したい方はコチラも御覧ください

さくらの森がおすすめするファスティングドリンクについて

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さくら便り

『 ともに豊かに 』 人生の豊かさ<健康・充実・愛>をともに想い描き、 心とからだに安心を、日常に何気ない幸せをお届けします。

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