からだのこと

2021年04月15日

Q&Aでお答えします!ビタミンCの素朴な疑問☆

奥(登録販売者)

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こんにちは(*^^*)

先月、ビタミンCについて

・私たちの体にどんな働きをしてくれるのか?

・多く含まれている野菜や果物は?

などをお話ししました。

体にうれC☆ビタミンCの働きとは?

私達の体を健やかに保ってくれるビタミンC。

とっても身近なものですが、まだまだあまり知られていない事実があるんです。

本日は身近なビタミンCの疑問について、お答えします。

 

Q:ビタミンCは黄色なの?

 

A:実は無色透明です。

 ビタミンCの化学的な慣用「アスコルビン酸」の粉末は無色透明。実はビタミンC商品を販売するメーカーのイメージ戦略と、ビタミンCの変色に対する消費者の誤解を避けるために着色されたようです。

Q:ビタミンCは酸っぱいの?

 

A:レモンとは違う酸っぱさです。   

 レモンなど柑橘系にはビタミンCが多く含まれていますが、その酸っぱさはクエン酸のほうが勝っています。純粋なビタミンCは酸味もありますが、少し苦味もあるんです。

 

Q:ビタミンCを摂るのに効果的なタイミングは?

 

A:いつ摂っても良いのですが、6時間くらいでこまめにとるのが効果的です。

 食品の場合、摂取したビタミンCは約2〜3時間で血液中の濃度がピークに達します。一度に多くのビタミンCを摂っても余剰分はすぐに尿から排出されるので、体の中に溜めておくことができません。

 

Q:医薬品のビタミンCとサプリメントは違うの?

 

A:サプリメントでも医薬品でも含量は変わらない場合があります。

ただし、医薬品は有効性を期待した服用量を設定していますので、1日の服用量が食品の上限量よりも多いものもあります。

 

Q:錠剤やドリンクタイプのビタミンCを摂取する場合、どんな違いがある?

 

A:錠剤でもドリンクでも同じ成分で同じ量なら基本的には同じです。

一般的にドリンクタイプは早く吸収されるので、即効性がありますが代謝も早いです。

 

Q:化粧品にも使われているビタミンC誘導体って?

 

A:ビタミンCにくっついて守ってれているものです。

ビタミンCはそのままの状態だと不安定で酸化しやすいため、化粧品に配合してもすぐに 効力がなくなってしまいます。「ビタミンC誘導体」とは、ビタミンCの安定性を高めるために他の分子をくっつけたものです。化粧品の中に存在しているときは安定していますが、肌に触れると肌がもつ酵素によって分子が離れ、ビタミンCとなって働き始めます。

 

Q:ビタミンCは体の内側と外側、どちらからが効くの?

 

A:お肌への影響を考えると、両方がオススメです。

ビタミンCは私達人間にとってなくてはならない栄養素です。食品やサプリメントで摂取されると体の中→お肌の順番で実感していきます。お肌の効果 を早く実感したい方は外側(化粧品)からも取り入れたほうがより効果的です。

 

Q:サプリメントを毎日摂ることで食べ物からの吸収は悪くならない?

 

A:悪くはなりません。

食べ物でもサプリメントでも体内では同じように吸収・代謝を受けるので変化はありません。特にビタミンCは体内から排出されるので、日常的に積極的な摂取がお勧めです。

 

Q:ビタミンCと他の栄養素の相乗効果は?

 

A:鉄の吸収を良くしたり、ビタミンEとも相性が良いんです。

ビタミンC、ビタミンE、ベータカロテンはいずれも抗酸化物質として働きます。特にビタミンCは抗酸化作用を発揮したあとに、不活性化したビタミンEをもう一度活性化させる作用があることが知られています。

また、鉄の吸収を良くするので女性には嬉しいですね。

Q:喫煙やストレスでビタミンCは減る?

 

A:はい。喫煙やストレスによって体内のビタミンCの量は減ってしまいます。

ビタミンCをより多く摂るという方法もありますが、同時に禁煙を考えたり、リラックス出来る方法を見つけてみて下さい。

Q:ビタミンCは果物や野菜意外にも含まれている?

 

A:はい!福岡の名物、『めんたいこ』にも含まれています(^o^)

動物性食品に含まれるビタミンC

食品名

1食あたり

の重量(g)

ビタミンC(mg)

 1食あたり 

100gあたり

辛子明太子 

25

19

76

牛レバー

40

12

30

ボンレスハム

20

10

49

豚レバー

40

8

20

ロースハム

20

5

25

「日本食品標準成分表2020年版 (八訂)」のデータより引用

 

いかがでしたか?

皆様にビタミンCをより身近に感じて頂けたら嬉しいです。

 

めんたいこは塩分も含まれているので、摂りすぎにはご注意を!

読んで下さってありがとうございます。

奥(登録販売者)

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漢方に興味を持ち勉強するたびに、漢方薬は奥が深い!と感じています。 お客様に安心して使っていただけるように、色々アドバイスをさせて頂きます。

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