からだのこと

2019年01月14日

美しい姿勢でロコモ予防!② ~ロコモ対策塾第8回~

さくら便り

 

ロコモは、下半身の筋肉の衰えにより起こる症状ですが、
筋肉の衰えは姿勢が悪くなることによって加速します。

例えば、猫背になると歩幅が狭くなっていきます。
歩幅が狭くなると、筋肉が十分に使われず、衰えが進みます。
また、歩幅が狭くなるとつま先が十分に上がらず、転倒のリスクも大きくなります。
背筋が伸びた美しい姿勢を保つことでも、十分ロコモ予防になります。

パーソナルトレーナー児嶋の『ロコモ対策塾』も第8回目!!

前回は「美しい姿勢で、毎日できるロコモ予防」について、お伝えしました。

→前回の記事【美しい姿勢でロコモ予防!】

 

今回は、その続編です!!

 

 

 

美しい姿勢でロコモ予防をしましょう②

 

前回は、正しい肩の位置を意識しましょう!というお話をしました。

今回は、体をキリッと直立させるために必要なお尻の筋肉のお話です。

 

お尻の筋肉が緩んでくると、スタイルが悪く見えるだけでなく、姿勢が悪くなってしまいます。
また、歩く際にお尻の筋肉が弱いと、膝や股関節などに負担がかかるようになりますので、ロコモ予防にとってもお尻の筋肉を鍛えることはとても大事になってきます。

お尻をしっかり鍛えて、若々しくキリッとした姿勢で歩けるようになりましょう。

 

中臀筋(ちゅうでんきん)

 

中臀筋は、お尻の外側部分を形成している筋肉です。

家でも簡単にできるこの部分↑のトレーニング(ヒップアブダクション)をご紹介していきます。

筋肉レベルに個人差がありますが、ふだん運動不足だと感じている方にはオススメです。

ヒップアブダクションをやってみよう!

 

まず横向きに寝ます。

上側になった足を、股関節を軸に天井に向かって45度くらい持ちあげます。

このとき、膝が曲がらないように注意して行います。

そのあと、息を吸いながら元の位置におろします。

これを20~30回を目安に繰り返してみてください。

お尻がカーッと熱くなる感じがしてくると思います。

終わったら、反対側も同じ回数行いましょう。

※足をあげた時、お腹が天井に向かないように注意しましょう※

中臀筋は、体の左右のバランスを取るのにもつかわれています。

中臀筋が弱いと片足立ちをした時、フラついてしまいます。

 

片足立ちで10秒キープできない方は、このヒップアブダクションを日課としてやってみてください。

 

皆さまが一生自分の足で歩く、健康た体力づくりの一助になれば幸いです。

最近お客様からのお声ハガキやメールをいただくようになり嬉しく思っています。

何かご意見などございましたら、お気軽にご連絡ください。

コチラからどうぞ

次回以降も、おうちでできる簡単なトレーニングをご紹介していきたいと思います。

 

 

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監修:FINFIT代表 児嶋潤一さん

プライベートジム「フィンフィット」他トレーニングスタジオを経営。自分の父親がロコモになったことで、長年の経験を活かして「ロコモ予防活動をしなければ!」とスイッチが入った。

昨年、当誌の『極み職人』でもご紹介。

この記事を書いた人

さくら便り

『 ともに豊かに 』 人生の豊かさ<健康・充実・愛>をともに想い描き、 心とからだに安心を、日常に何気ない幸せをお届けします。

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