からだのこと

2017年12月04日

「 脳腸相関 」脳と腸には不思議な関係が…!

さくら便り

突然ですが、「脳腸相関」という言葉をご存じですか?

 

脳と腸がお互いに密接に影響を及ぼしあうことを指します。

脳と腸には不思議な関係があるんです!!

 

今回は、ファスティングマイス ターエキスパートの久家明美さまに「脳腸相関」について教えていただきます。

 

 

腸は「第2の脳」

 

腸は「第2の脳」「考える器官」などと呼ばれています。

脳と腸とは、自律神経、ホルモン、サイトカインなどの情報伝達物質を通じて、互いに影響し合っているのです。

「大事な発表会の直前にお腹が痛くなった」なんて経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないですか?

脳が緊張などといったストレスを感じることで自律神経が乱れ、それが腸にまで伝わり、急にお腹が痛くなったり、便意をもよおしたりします。腸の方からも、病原菌に感染すると脳に不安を与えたり、腸からのホルモンで脳が食欲を感じるなど影響を与えることも。まさに、腸は「第2の脳」だと言えます。

※サイトカイン:生理活性たんぱく質。リンパ球から分泌される特殊なたんぱく質。

 

腸内環境を良くしよう

 

脳内の神経伝達物質「セロトニン」の約95%が腸内細菌によって作られているという研究報告があります。幸せホルモンと言われているこのセロトニンは、不足すると、うつ病の発症率を高めるとも言われています。

 

また、これらの腸内細菌が種類ごとにグループを形成した腸内フローラが、大脳代謝系に影響を与えていることも解明されてきました。腸内細菌はビタミンB、アミノ酸、酵素、ホルモン、多くの栄養素を作りますので、腸内環境をより良くしていくことが大事なのです。

 

 

自律神経の安定」

 

良い脳腸相関に戻すには、自律神経の安定化が必要となります。自律神経を安定させるために、以下のことに取り組んでみましょう。

 

①腹式呼吸を心がけ、意識して呼吸を深くする

副交感神経を優位にすると言われています。

 

 

②瞑想

脳が活性化してストレスをコントロールしてくれる。

 

③メリハリのある生活をする

日中に交感神経、夜に副交感神経が正常に働くように。

 

④バランスのよい食事(マゴワヤサシイ)を心がける  

マゴハヤサシイとは、豆、ゴマ、わかめ、野菜、しいたけ、いものこと。

ストレスに強い体質を作る。

 

⑤普段から楽しく笑って過ごす

 ストレス発散、貯めない。

 

 

今回は久家さんにお話いただきました。

ありがとうございました。

 

参考にしていただければ幸いです。

今日も健康で過ごせますように☆彡

 

▼講師/久家明美さんプロフィール
取得資格 ファスティングマイスタープロフェッショナル、整体師、カイロプラクター、リンパセラピスト
ブログ https//ameblo.jp/fm-fukuoka-tenjin
TEL

070-5277-8866

メール fm-fukuoka-tenjin@gmail.com

 

この記事を書いた人

さくら便り

『 ともに豊かに 』 人生の豊かさ<健康・充実・愛>をともに想い描き、 心とからだに安心を、日常に何気ない幸せをお届けします。

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