からだのこと

2019年09月19日

お薬相談室vol.1 生理痛ってなんで起こるの?

奥(登録販売者)

奥(登録販売者)

 

初めまして、さくらの森 登録販売者の奥です。

めぐりの漢方の相談窓口を担当しております。

お客様とのお話の中で、色々なお話を聞く機会がある中で、

 

どうしてこんな症状になるの?

こんな時どうしたらいいの?

似たお薬の違いって何?

 

など様々な疑問もお話の中に出て来ます。

 

私自身も、登録販売者の試験を受けるにあたって、様々な事を勉強する機会がありました。

勉強してみて初めて、

 

そういう事だったんだ!!

 

と、気づくことも多かったです。

なので、ここでその素朴な疑問も含め、毎回のテーマでお答えしていきたいと思います。

 

生理痛ってどうして起こるの???

 

先日、お客様と話していた時に出てきた素朴な疑問です。

 

そこまでひどくはないけれど、長年、生理痛に悩まされているそうで、

今回は、生理痛のお薬と漢方を併用してもいいかのご相談でした。

 

「生理痛のお薬飲まれて、1時間程時間をあければ、併用大丈夫ですよ」

 

そうお答えした時、

 

「そもそも、生理痛ってなんでおこるのかしらね〜、毎回憂鬱になる。」

という会話に。

 

その時は、詳しいメカニズムまでのお話にはならず、

そのまま世間話になってしまいました・・・(楽しかったです(*^^*))

 

で!私もなんとなくうろ覚えになっていたので、(すみません(-_-;))

改めて詳しく勉強し直しました。 

 

痛みが起こる仕組み

 

痛みは、病気や怪我などの警告信号なんです。

でも、生理痛のように病気が原因でない場合もあります。

 

プロスタグランジンのしわざ

 

プロスタグランジン・・・

ややこしい名前出てきました。

 

これ、ホルモンに似た働きをする物質なんです。

病気や怪我などの時に体の中でたくさ〜ん作られ、脳に痛みを伝える際に

シグナルを増幅させて痛みの感覚を強めています。

 

生理痛の時、プロスタグランジンは子宮内膜で作られ、

子宮の収縮を促して、生理の経血を体の外に出す役割をします、

収縮が強くなると、キリキリしたような痛みが発生します。

・・・そうだったんですね!

確かに必要な役割の物質ですけど、痛みが伴うのは

本当に辛い・・・・

 

西洋薬の効き方

 

私もそうですが、皆さんも市販の鎮痛薬、使われた経験あると思います。

 

どういう仕組み効いているかというと、

 

鎮痛薬は、

プロスタグランジンの産生を抑えることで痛みをしずめているんです。

 

発熱も痛みも、プロスタグランジンの仕業なので、解熱鎮痛剤は

頭痛、発熱、生理痛に効果があります。

 

でも、逆によくない効き目もあるんです。

それが、

 

胃を荒らす原因に。

 

使い続けて、胃が痛くなったり 荒れたり、そう言う経験ありませんか?

 

プロスタグランジンは、胃粘膜を保護したり胃酸の分泌を調整したりする

 

働きもあるので、作られる過程がブロックされると胃腸障害の原因に。

 

なので、空腹時を避けて飲む処方になっていたり、

病院では胃薬と一緒に処方される事もあるんです。

なので、

 

胃が痛い時に解熱鎮痛剤は厳禁!!さらに症状が悪化しますよ!

 

 

毎月の事なので当たり前のように使っている方も多いと思いますが、

そういう仕組みなんです。

 

さらに対処療法なので、その都度飲むことにはなりますね。

 

女性にとって、長く付き合っていかないといけないものですから、

なるべく楽しく生理期間を過ごしたいですね。

 

次回は、生理痛と漢方薬の役割についてお話します。

 

読んで下さってありがとうございます。

 

 

漢方の力で体質改善「めぐりの漢方」できました♪

症状に合わせて西洋医学と東洋医学を上手く使い分けていきたいですね♪

そんなお客様へ、さくらの森初の医薬品『めぐりの漢方』をご紹介させて頂きます。

 

「シミ」「ニキビ」でお悩みの方におススメの漢方薬ですが、

「月経」でのお悩みがある方にもお試し頂きたいお薬なんです。

 

めぐりの漢方は5つの生薬でできた桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)に

ヨクイニンを加えた漢方処方で、血の巡りを正常に整えます。

 

『血の巡りが良くなって何が良いの?』といまいちピンとこない方も

いらっしゃるかもしれませんが、これが重要なんです!

 

漢方の考え方で人間は、

『気(パワー)』と『血(血液)』と『水(体内の血液以外の水分)』

の3つのバランスで構成されています。

 

「血(けつ)」の流れが滞ると、めぐりが偏ります。

滞ったものは、温かければ上へ昇り、冷たければ下へ降りる性質があります。

上半身はのぼせ、下半身は冷えるという、いわゆる「冷えのぼせ」の状態になるのです。

「血(けつ)」の流れが滞っている状態の為、生理痛が重いなどの症状が現れてしまうのです。

 

めぐりの漢方に配合されている「桂枝茯苓丸」は、

滞った「血(けつ)」のめぐりを良くし、

生理痛、月経不順、月経異常などを改善し、のぼせや足冷えも整えてくれます

 

『シミ』『ニキビ』『月経痛』でお悩みの方はぜひお試しください(^^)/

 

 

↓↓詳細はこちらへ♪

奥(登録販売者)

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奥(登録販売者)

漢方に興味を持ち勉強するたびに、漢方薬は奥が深い!と感じています。 お客様に安心して使っていただけるように、色々アドバイスをさせて頂きます。

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