食べること

2020年02月01日

めぐりの薬膳レシピvol.41~ 邪気払いに【節分の行事食】

さくら便り

 

こんにちは!さくらの森、登録販売者の浦島です!

毎日の食卓に薬膳の知恵をプラスできるレシピをご紹介しているこのコーナー。

立春の前日は「節分」。旧暦では大晦日にも相当する大切な日で、豆まきなど様々な邪気払い行事が行われました。節分の食べ物にも邪気払いや、福を呼ぶ願いを込めたものが色々あります。

今回は「恵方巻」、「いわしの梅煮」、「豆の砂糖がらめ」のレシピをご紹介したいと思います。

 

薬膳【恵方巻 5種】

 

恵方巻きは、その年の恵方を向いて丸かじりすると願いごとがかない、無病息災や商売繁盛をもたらすとされる縁起のよい太巻きです。ことしの恵方は西南西です。

縁起良く七福神にちなんで7種類の具を入れ、巻き込んだ福を逃さぬようにまるごと1本無言で食べると良いとされていますが、5種で作りました。

【材料】4人分

・お米(水加減やや少なめに)・・・3合
・昆布(10cm)・・・・・・・・・・1枚
・酒・・・・・・・・・・・・・・・大さじ1
・焼き海苔(全形)・・・・・・・・4枚

すし酢A

・酢・・・・・・・・・・・・・・大さじ5~6

・砂糖・・・・・・・・・・・・・大さじ2
・塩・・・・・・・・・・・・・・小さじ1

海苔巻きの具

・高野豆腐の煮物・・・・・・・・2枚
・干し椎茸の煮物・・・・・・・・8枚
・卵焼・・・・・・・・・・・・・1個(3個)
・きゅうり・・・・・・・・・・・1本
・紅しょうが・・・・・・・・・・1袋

*淡路島の元気巻きがとても美味しかったので真似してみました。

🍳 作り方

①お米は炊く30分前に洗って、ザルに上げておきます。釜に米、水、昆布、酒を入れスイッチをいれる。炊けたら昆布は取り出し、ざっくりまぜる。

②耐熱ボウルにAを入れ、レンジで1分加熱し、軽く混ぜ合わせてすし酢を作る。①のご飯に切るように混ぜ合わせ、すし飯を作る。

③きゅうりは1/4の細さに縦に切る。

④高野豆腐は(だし汁1カップ、砂糖、酒大さじ2、薄口しょうゆ小さじ1、塩少々)で汁気がなくなるまで煮詰めて冷まし、細く切る。

⑤干し椎茸8枚は水で戻し(戻し汁100cc、砂糖、酒、醤油大さじ2)で煮詰め、スライスする。

⑥卵焼きは(卵3個、砂糖、酒大さじ1、醤油小さじ1、塩少々)で焼き、棒状に切っておく。

⑦巻きすに焼き海苔をのせ、すし飯をうすくひろげる。(向こう側1cm糊しろ分あけておく)、手前にきゅうり、干し椎茸、高野豆腐、紅しょうが、卵焼きをのせ巻く。

⑧同じものを3本巻く。

⑨海苔が馴染んだら濡らした切れ味の良い包丁で両端を切り落とし、完成。1本では多すぎる場合は半分に切る。

薬膳【いわしの梅煮】

鬼はいわしの匂いと柊のトゲが苦手をされていて、節分には柊に焼いたいわしの頭をさしたものを玄関先に飾る風習があるそうです。これは、鬼(災い)が入ってこないようにするおまじないです。これにちなんで、イワシ料理を食べる風習ができたようです。

【材料】2人分

・いわし・・・中3尾(頭と内臓を取り除いた物)
・梅(種を取り除く)・・・・・・・2個
・生姜スライス・・・・・・・・・・3~4枚
・ミョウガの千切り・・・・・・・・お好みで

・醤油・・・・・・・・・・・・・・大さじ4
・みりん、砂糖・・・・・・・・・・各大さじ3
・酒・・・・・・・・・・・・・・・大さじ2
・水・・・・・・・・・・・・・・・100ml

 

🍳 作り方

 

①いわしが入る大きさの鍋に醤油、みりん、酒、砂糖を加えよく混ぜ、水を加えてひと煮立ちさせる。

②①にしょうがスライスを入れ、いわしを並べて梅干しも加える。アルミホイルなどで落し蓋をし、さらに鍋のふたをして10分中火で煮る。鍋のふたと落し蓋を外し、煮汁の様子を見てお好みの濃さに仕上げる。

③途中で煮汁が少ないようならお湯をたす。この時におたまなどで煮汁をかけてあげると仕上がりにツヤがでる。

④器にいわしを盛り付け、お好みでミョウガを添える。

 

薬膳【豆の砂糖がらめ】

昔は、年や季節のかわり目に鬼がやってきて、病気や災害などの悪いことを引き起こすと考えられていたそうです。鬼に悪いことをおこされないよう、年の変わり目である節分に、霊力が宿るとされた大豆を巻き始めたとか。豆まきをした後は、年の数だけ豆を食べるのが習わしです。

【材料】作りやすい量

・炒り大豆・・・・・・・・・・・・50g
・砂糖・・・・・・・・・・・・・・大さじ3
・水・・・・・・・・・・・・・・・大さじ1

 

*節分のお豆が余ったら、砂糖を絡めた甘いおやつに変身!

 

🍳 作り方

 

フライパンに砂糖と水を入れて火にかけ、ぶくぶくとしてきたら炒り大豆を加えてからめ、砂糖が結晶化するまで木べらで混ぜつづける。大豆が白っぽくなり、砂糖がサラサラしてきたらすぐ火を止める。

 

😊このレシピの効果

 

高野豆腐

高野豆腐は古来の精進食、必須アミノ酸が豊富で、コレステロールや脂肪を排出し、疲れにくい身体を作るのでだるさを感じるときに有効です。

干し椎茸

旨みをたっぷり凝縮した干し椎茸。椎茸をはじめとするキノコ類には、正気をはじめとする体の「気」を補う力があります。現代栄養学では、免疫機能を活性化するβ-グルカンが含まれることもわかっており、まさに、正気を補うのにもってこいの食材のひとつです。

いわし

血中コレステロールや中性脂肪を減らし、血液をサラサラにして脳血栓などを防いで王を活性化するEPA、DPAなどの不飽和脂肪酸が多く含まれます。

大豆

大豆は「畑の肉」とも呼ばれ、タンパク質が豊富で、栄養価の高い食品です。漢方では、腎を補い、体内の余分な水分の代謝をよくして、泌尿器科の機能を正常にします。腎臓が弱い人や、むくみやすい人によく、リウマチ性疾患、足腰の弱い人に効果があります。

その他にも節分の縁起の良い食べ物にこんにゃくやくじらがありますが、

本来年越しそばって、節分の日に食べるってご存知でしたか?

立春の前日の節分は、大寒の最終日です。

冬から春への節目の日に、年越し(立春が年の改まる日)という考え方があったそうです。

 

今回ご紹介したレシピはどれもとても縁起の良い食べ物です。

手作り料理で節分イベントを鬼のように楽しんでみてくださいね。

薬膳を通して皆様の心とカラダがより豊かになることを願っております。

 

*:,.:.,.*:,.:.,.*:,.:.,.。*:,.:.,.。*:,.:.,.。*:,.:.,.。

より漢方のちからを感じたいお客様におススメの商品「めぐりの漢方」をご紹介させて頂きます♪

めぐりの漢方は「シミ」や「にきび」などの肌トラブルへの効果がある漢方薬です。

5つの生薬でできた桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)にヨクイニンを加えた漢方処方のお薬で、血の巡りを正常に整えます。

「美肌=血の巡り」と聞いてもあまりピンとこない方もいらっしゃるかもしれませんが、「血流」は美しいお肌への生まれ変わりには最重要なのです。

血液は肌の新陳代謝に必要な栄養を細胞に運んでいます。

ただ肌は体の末端の部分。その届きにくい部分にしっかりと栄養を届けるには「正常な血流」が不可欠なのです。

現代人は運動不足や不摂生、ストレスなどで血流が滞りがち。

歴史ある漢方薬の力で正常な血の巡りを取り戻し、肌トラブルの根本から

見直してみませんか?

お薬が内側からしっかり効いて、お肌トラブルのないお肌へ導いてくれます♪

↓↓ご注文&詳細はこちらへ♪

 

この記事を書いた人

さくら便り

『 ともに豊かに 』 人生の豊かさ<健康・充実・愛>をともに想い描き、 心とからだに安心を、日常に何気ない幸せをお届けします。

関連記事

新着記事

カテゴリ
カテゴリ
月別アーカイブ
月別アーカイブ
タグ
タグ