食べること

2018年02月05日

【管理栄養士が考える”健康的な食事”とは】食事×健康 ブログ vol.1

さくら便り

こんにちは。
さくらの森企画部・管理栄養士の大塚です。
 
今、毎月書かせていただいている
『体の健康』に関する記事と別に、
隔月(偶数月)で『食』に焦点を当てた
ブログを書かせていただくことになりました(*^^*)
 
私にとっても新たな試みですが
頑張って更新していきたいと思っています。
 
宜しくお願いします(^_^)/
 
 

意外と歴史が浅い栄養学

 
 
現在、さまざまな健康法・食事法が提唱されていますよね。
 
昔の人の知恵や経験測から『こういう時には○○が良い!』
という教えはずっと昔からあったと思いますが、
『栄養学』という学問が提唱され始めたのは割と最近で、
それこそ、今では栄養素の代表格である『ビタミン』も
1900年代に入ってから発見されました。
 
『栄養学』は他の学問に比べても未知なことが多いです。
 
『未知なことが多い』ということは、
裏を返せば『私が学んできたことも覆る可能性は十分ある』
ということです。
 
もちろん、私が見て『これ絶対嘘でしょー』という健康法もあります。
でも、未知なものが多いからこそ、そういうものが生まれるのは
しょうがないのかなと思っています。
 
 

私が実際に行った、思春期時代のダイエット話

 
一昔前に流行った『炭水化物抜きダイエット』。
実は私も中学生の時にこのダイエットを行いました
 
1日に食べられるご飯の量はこれくらい…など
写真と一緒に載っている本を買って徹底的に実行していました。
 
 
思春期の女子って必ず『痩せたい!!』
って思う時期がやってきますよね。
 
私もそんな一人でした(笑)
 
『こうしたら痩せるだろう!』
と思われるものは片っ端から試しました。
 
けれども、人間なかなか続かないものですよね(;^_^
 
確かに体重はかなり落ちたのですが、
中学3年生のある日、私の中で何かがプツっと切れ、
母がお風呂に入っている間に、
家族の朝ごはん・おやつ用に買いだめしていた
菓子パンをドカ食いしてしまいました。(笑)
 
あの時食べたメロンパン以上に
美味しいと感じるメロンパンに未だ出会っていません。(笑)
 

栄養科の学校を卒業したからこそ感じること

 
今は、大学で学んだ
『大事なのは炭水化物と脂質とタンパク質の摂取量のバランス』
 
『脂質を炭水化物の代わりにエネルギーに変えることはできるけど、
それに頼りすぎると、息のにおいが変化したり、意識が朦朧とする』
 
という教えの元、何かに偏る食事法は避けています。
 
しいて気を付けていることを挙げるならば、何かを削るのではなく、
より体のために良いものに置き換える、ということです。
 
例えば、玄米。
私は『白米:玄米=1:1』という比率で炊いています。
 
白米よりもビタミンや食物繊維が豊富なのはもちろん、
食卓に並ぶと視覚的にも変化が見て取れますし、
少しは食事に気を配れているかな、
と自分の中でテンションが上がります。
 
“短期間”ならば断食で体をリセットという健康法もあります。
しかし、長期的な食事を考える場合、
全体のバランスを保ちながら良いものを取り入れる
食事法が私にはあっているみたいです。
 
冒頭でも話したように、正直私にも『正解』『間違い』は分かりません。
傍から見て極端だろうと思う健康法でも、
体調を崩さず、本人が満足しているならそれでいいと思います。
 
食は、人の三大欲求の1つ。
それを楽しめず、体調も崩すのであれば
もはや本末転倒だと思います。
 
皆さんも今一度、毎日の”食”を振り返ってみてください(^_^)
 
 
次回からは、『体のために避けたい食品添加物』や
『今更聞けないマクロビオティック』など、
皆様の食選択の参考になるような情報を
お届けしていきたいと思います。
 
 

この記事を書いた人

さくら便り

『 ともに豊かに 』 人生の豊かさ<健康・充実・愛>をともに想い描き、 心とからだに安心を、日常に何気ない幸せをお届けします。

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