食べること

2022年09月14日

【食欲の秋】食べ過ぎないコツをご紹介!

岩瀬(企画)

iwase

 

こんにちは。さくらの森の岩瀬です。

 

9月も中旬に入りましたね。

夜に窓を開けると、涼しい風と一緒に心地良い虫の音が聞こえてきます。

 

9月10日の『中秋の名月』には福岡でもまん丸とひと際輝くお月様が見えました。

不思議なことに、月の光を浴びるととてもリラックスできますね。

 

 

さて秋といえば他にもいくつか代名詞があります。

「読書の秋」「行楽の秋」「スポーツの秋」「芸術の秋」「食欲の秋」などなど…

 

この中で今回は「食欲の秋」をテーマにしてお届けさせていただきます。

 

「秋は美味しいものがたくさんで食べ過ぎちゃう…」

そんな方も多いのではないでしょうか?

 

でもご安心ください!

「食欲が増す理由」「秋に食べたい旬の食材」を知ることで食べ過ぎることなく食欲の秋を楽しむことができます。

 

ぜひ最後までお付き合いください。

 

「食欲の秋」のワケは冬に備えての生存本能

 

実りの秋ともいわれ、お米や野菜・果物が収穫期を迎えます。

たくさんの「美味しい食べ物」がお店に並ぶ秋は、食欲への刺激が多い季節です。

秋に食欲が旺盛になる理由は、人間の「生存本能」が働いているからかもしれません。

クマなどの冬眠をする動物は、秋にたくさん食べてカラダを肥やし栄養を蓄えます。

人間もそういった本能的な部分で食欲が増しているともいえます。

 

私たちは冬眠する必要は無いので、欲望のままに食べず「量」や「食べる食材」を意識的に工夫しましょう。

秋に食べたい食材は記事の後半でご紹介させていただきます♪

 

 

「日照時間」も食欲に影響している

 

秋に食欲が旺盛になるのは、夏から秋にかけての日照時間が短くなることも理由のひとつです。

日照時間が短くなると日の光を浴びる機会が少なくなります。

その結果、幸せホルモンであるセロトニン生成が減ってしまうのです。

セロトニンとは脳内の神経伝達物質のひとつで精神を安定させる働きがあります。

セロトニンが不足すると、生成に必要なトリプトファンを多く含む食材を食べさせようと脳が指令を出します。

結果、食欲が増すのです。

秋の食べ過ぎを抑えたい時は積極的に「日光浴」をするように意識しましょう。

 

 

基礎代謝が上がってが食欲が増す

 

「代謝が上がる=夏」と思っていませんか?

夏は一番汗をかく季節なので、代謝が上がり痩せやすいイメージがありますが、実は寒い季節の方が代謝は上がります。

 

気温が低くなると、体温を維持しようとして基礎代謝があがります。

基礎代謝が上がると、その分たくさんのエネルギーを消費します。

そこで使ったエネルギーを補おうと、食欲が増すのです。

 

秋は食べるものに気を付けながら運動習慣をつけることで、

痩せるのには絶好の季節でもあるんですよ。

 

 

積極的に食べたい旬の食材とその効果

 

良質な脂を含むサンマ

サンマは秋刀魚の漢字の通り、秋が旬の魚です。

サンマの脂にはオメガ3必須脂肪酸のDHA・EPAが豊富に含まれています。

脂肪の燃焼を促進し、動脈硬化を予防する効果があります。

また貧血予防に効果的とされる鉄分や、骨の生成に重要なカルシウムが含まれています。

 

アンチエイジング効果のある秋鮭

鮭にもDHA・EPAが豊富に含まれています。

また鮭の身を赤くしている「アスタキサンチン」という成分には、ビタミンEの1000倍もの抗酸化作用があり美容にも嬉しい食材です。

糖質の代謝を助けるビタミンB1や脂質の代謝を助けるビタミンB2も豊富に含まれます。

 

お肌とお腹の調子を整える栗

 

栗にはさつまいもの2倍、ごぼうの1.5倍の食物繊維が含まれお腹の調子を整えてくれます。

 

また美肌効果のあるビタミンCも多く含まれるため、ビタミンCをしっかり摂取し腸の調子も整えることで二重でお肌の調子を整えてくれます。

 

スーパーフードのキノコ

今ではスーパーで年中手に入るきのこも秋が旬なものが多いです。

代表的なのはマツタケですが、シイタケ、シメジ、マイタケ、ナメコも旬を迎えます。

野菜売り場で売られているため、野菜と同じような感覚で使うことが多いですが、植物ではなく「菌類」です。

この時期、特に天然もののキノコは味と香りが深みを増します。

食物繊維が豊富で低カロリーなので、胃腸をキレイに整えつつダイエットにも最適。

中でもマイタケは免疫機能を活性化させるβ-グルカンが豊富に含まれます。

風邪が増える秋から冬には積極的に食べたいですね。

 

 

生薬としても用いられる梨

 

夏から秋にかけて旬を迎える梨。

シャキシャキとみずみずしい梨は、水分量が多いゆえに栄養が無いなんてイメージをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

しかし侮るなかれ!梨は果物から摂りたい食物繊維やカリウム、ビタミンなどがバランスよくかつ豊富に含まれています。

食べやすく、食欲がない時の栄養補給におすすめの果物です。

 

梨は昔から生薬として用いられており、「生津潤肺(じゅんぱいしよう)」「止咳化痰(しがいけたん)」などの薬効があるといわれています。

「生津潤肺」「止咳化痰」とは、肺をうるおして咳を止めたり痰を出しやすくしたりすることを指しています。

乾燥が気になる秋が来る前にぴったりの果物ですね。

 


 

いかがでしたか?

旬を迎える栄養満点の食材を食べて、「食欲の秋」を楽しんでくださいね♪

 

岩瀬(企画)

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プライベートでは3児の母です。皆様が豊かになれるような情報を発信していきたいと思っております。趣味はガーデニングや陶芸で土いじりが好きです。

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