食べること

2018年05月07日

あなたの街の郷土料理【第3回目*熊本県】

さくら便り

こんにちは!コンシェルジュの荒木です。今回ご紹介する郷土料理は、熊本のいきなり団子です♪

私が学生時代住んでいた寮の近くに、いきなり団子を売っている和菓子屋さんがありました。当時は一個百円くらいだったでしょうか?

小腹が空いたときによく買っていた懐かしい思い出の味です。調べてみると十年ほど前にブームがきて、今ではいろいろな種類のいきなり団子があるようです。

いきなり団子の「いきなり」って?

名前の由来は短時間で「いきなり」作れるという意味や、来客がいきなり来てもいきなり出せる菓子という意味。また、生の芋を調理する「生き成り」(いきなり)という意味が重なっていると言われています。そのほかにも「いきなり」とは地元の古い方言で「簡単」という意味があるそうで、「いきなり団子」は「簡単に作れる団子」という意味にも解釈できますね。

復幸(復興)を願って

最近では、あまりニュースで報道されることが少なくなりましたが、まだまだ復興の目処が立っていない地域もあるようです。熊本のシンボル、【日本三名城】の一つでもある熊本城も被害にあっており、復興には二十年はかかると言われているそうです。同じ九州で起こった災害。さくらの森にも熊本出身のスタッフが数名おりますし、他人ごとには思えません。私たちも、何かしらの形で、復興のお手伝いが出来ればと考えています。

つくってみよう!!郷土料理 いきなり団子

【食材】(2人分)
☑薄力粉 50g
☑白玉粉 50g
☑さつまいも 1/2本
☑粒あん 230g(お好みで)
☑ぬるま湯 75ml(季節により要調整)
☑ぬちまーすの塩 小さじ1/2(ない場合は普通の塩)
☑さとう 小さじ1/4
 
下準備:さつまいもは皮ごと1.5cm幅の輪切りにする。塩水に5~10分ほどさらし、キッチンペーパーで拭いておく。
 
 
【作り方】
1)ボウルに白玉粉と塩、砂糖を入れて、ぬるま湯を少しずつ入れながらよく混ぜる。白玉粉が溶けたら薄力粉を入れる。
 
 
2)耳たぶくらいのやわらかさになるまでぬるま湯を少しずつ入れながら10分くらい生地が滑らかになるまでこねる。
 
3)生地にラップをして1~2時間寝かせ(寝かせたほうがもちもちになる)、その間にさつまいもを並べ、包む準備をする。
 
4)あんこを6等分して、生のさつまいもの上にきれいにのせていく。スプーンの側面などですくってのせると簡単。
 

5)②の生地を6等分(25~30gくらい)に切り分けて丸め、手で生地を薄く伸ばし、④を包む。

6)耐熱のお皿に⑤を並べてフライパンに入れ、お皿とフライパンの間から、お水を注ぐ。蓋をして中火で蒸す。

7)20~30分(芋にすっと竹串が通るまで)蒸したら、、あつあつはもちろん冷めてもおいしいいきなり団子が完成!

最後に☆さつまいもの豆知識

さつまいもの皮の紫色は、アントシアニンの色なんです!ポリフェノールの一種ですね。最近ではスーパーなどで一年中見かけるので、いつでも食べられるような気がしますが、旬は9月から11月です。

さつまいもにはビタミンB1、C、E、カリウムなどが豊富に含まれていて、中でもビタミンCはりんごの4倍!ほかの野菜に含まれるビタミンCに比べて、熱に強いのがさつまいものビタミンCの特徴です!皮の部分に栄養が豊富なので、ぜひ皮ごと味わってくださいね♪

この記事を書いた人

さくら便り

『 ともに豊かに 』 人生の豊かさ<健康・充実・愛>をともに想い描き、 心とからだに安心を、日常に何気ない幸せをお届けします。

関連記事

新着記事

カテゴリ
カテゴリ
月別アーカイブ
月別アーカイブ
タグ
タグ