髪のこと
2019年03月07日
AGAについて知ろう|髪と頭皮の豆ちしき
さくら便り

AGAの代表的な初期症状
地肌がすけて見える
水にぬれたときや光に当たったとき、「肌色が見えている」と気になることはありませんか?
髪の密度が低くなってきている場合や、髪の毛1本1本が細くなってきている場合に、地肌がすけて見えるようになります。
髪の薄さが気になる場所が前頭部や頭頂部なら、AGAの疑いがあります。
抜け毛が増えてきた
朝起きたときや、髪をとかしたとき、シャンプーのときなどは、抜け毛に気づきやすいタイミングです。
頭皮の状態が健康な場合、1日に抜ける髪の量は50~100本程度といわれ、春や秋の季節の変り目では増える傾向にあるとされています。
しかし明らかに以前と比べて抜け毛の量が増えていると感じるなら要注意です。
抜けた髪の毛が細く短い場合は、AGAの疑いがあります。
毛が細くやわらかくなった
毛が細くやわらかくなることを「軟毛化」といいます。
髪の毛の直径が小さく、他の髪の毛より薄い色なのが特徴です。
特に薄毛が気になる部分の毛や抜け毛が、こうした「軟毛」である割合が高ければ、AGAの疑いがあります。
髪のセットがしにくくなった
髪が伸びにくい
AGAを発症すると、髪が成長する前に抜け落ちてしまうため、なかなか伸びないように感じることがあります。
AGAのタイプ
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(1) おでこの生え際がM字型に進行していくタイプ
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(2) 頭頂部からO型に進行していくタイプ
-
(3) M字型とO型が同時に発症して進行するタイプ
AGAの症状を悪化させない生活習慣
今から対策をしたい、という方はまず生活習慣の改善からはじめてみましょう!
頭皮環境を整えるために注意したい生活習慣のポイントは、以下のようなものが考えられます。
バランスのよい食事をとる
▶髪に必要な栄養素についてはコチラ① ② ③ ④
たんぱく質は、肉類や乳製品、卵、納豆などに含まれます。1日3食、しっかり取り入れることをおすすめします。
ビタミンについては、特に育毛に効果があるとされるビオチン、ビタミンE、ビタミンB群を意識的に摂りましょう。
・ビオチンはレバー、魚類などに多く含まれています。
・ビタミンEは植物油やナッツ類、魚の卵などに多く含まれます。
・ビタミンB群はナッツや豚肉、納豆、レバーなどに多く含まれます。
亜鉛は、牡蠣などの貝類やチーズ、納豆などの食品に多く含まれます。
亜鉛は食事から吸収されにくく、体内から失われやすい栄養素なので、特に意識して摂取することが必要です。
アルコールと動物性油脂については、摂りすぎに注意しましょう。
アルコールを大量に摂取することで肝機能が低下すると、肝臓で作られるたんぱく質が不足して髪の発育が阻害されると言われています。
さらにアルコールを分解するために亜鉛が使用されるため、アルコールの過剰摂取によって亜鉛不足になる場合もあります。
動物性油脂は、過剰摂取により血流を悪化させてしまう場合があります。
血流が悪くなると、頭皮まで髪の成長に必要な栄養素が行き届かなくなるので注意です。
しっかりと睡眠をとる
もちろん髪の発育にも影響を及ぼします。
睡眠不足が慢性化したり、睡眠の質が低下しないよう心がけましょう。
喫煙をしない
それにより頭皮の血行が悪くなり、栄養素が行き渡りにくくなることもあります。
シャンプーの習慣を見直す
「頭皮も素肌である」という意識を持ちましょう。
▶髪の洗い方についてはコチラ
頭皮環境が悪化すると、育毛にも悪い影響を与えてしまいます。
▶髪の乾かし方についてはコチラ
生乾きの状態で放置すると、雑菌の繁殖を招いたり、髪がダメージを受けてしまう恐れがあるので気を付けましょう。
AGAの対策
その中のひとつに「植毛」があります。
植毛には「人工植毛」と「自毛植毛」の2種類があります。
人工植毛
人工植毛とは、ポリエステルなどの合成繊維で作られた人工的な髪を頭皮に埋め込む治療のことを言います。
異物を埋め込むためリスクも大きく、国によっては法律で人工植毛の施術を禁じている場合もあるくらいです。
「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017年版」では
「男性型脱毛症・女性型脱毛症ともに人工毛植毛術を行うべきでない」と明記されています。
自毛植毛
AGAの原因となる男性ホルモンは、側頭部や後頭部には影響を与えにくいという特性があります。
そこで、AGAの影響を受けにくい部分の毛髪を毛根ごと切り取り、症状が進行している部分に移植します。
自身の頭皮を移植するため拒絶反応が少ない点がメリットです。
ただ痛みもありますし、術後の傷あとが残るというデメリットがあります。
植毛以外の方法
その中で特に推奨されているのが「ミノキシジル」と「リデンシル」です。
飲み薬は病院で処方されるものですので、自分で選ぶというのは難しいかもしれませんが、トニックなどは自分で好みのものを選ぶことができます。
ヘアサイクルを延長し、髪の毛の生成を促す効果があるといわれ、発毛を促進すると言われています。
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