香りのこと

2019年10月29日

精油ってどんな性質なの?(8)

田上(さくらコンシェルジュ)

田上(さくらコンシェルジュ)

皆さま、こんにちは(^^)/

さくらの森から、アロマが発売となって早3ヶ月。

 

ここでは全10回に亘り、さくらの森の専属アロマセラピストの菊地さんとのコラボをして、

アロマの基礎知識を学んでおります。

今回も入れると、残り3回となりました。

私自身、少しずつアロマについての知識がついてきた気がします(*^^*)

 

 

目次

第1回:改めまして アロマセラピスト菊池さんの自己紹介

第2回:健康に役立つアロマとは?

第3回:近年大ブームのアロマ。アロマってそもそも何?

第4回:アロマに欠かせない精油とは??

第5回:精油の抽出方法〜水蒸気蒸留法〜

第6回:精油の抽出方法〜圧搾法〜

第7回:精油の抽出方法〜溶剤抽出法〜

第8回:精油ってどんな性質なの?

第9回:精油を購入するときのポイント

第10回:精油が心身に働きかける3つのルート

今回は「精油と植物油脂の違い」について教えてくださるそうです〜!

 

言われてみると確かに違うのは、なんとなく分かる程度で

私もきちんと説明できません…。

 

では、みんなで学んでいきましょう〜(^o^)

 

 

▼ここからは菊池さんが書いて下さった内容です。

はじめに

みなさん、こんにちは!

今回も、さくら便りをご覧いただきありがとうございます。

アロマセラピストの菊池です。

これまで、アロマテラピーや精油の抽出方法についてお伝えしてまいりました。

今回は精油がどんな性質を持っているのかということを

少しお話させていただきますね。

 

精油の基本

以前お伝えした通り、精油は花、葉、茎、根、果皮、木の部位など植物の一部分に蓄えられています。

 

それを水蒸気蒸留法や圧搾法などによって抽出されるわけですけれども、精油は香り成分が高度に凝縮されたものになります。

 

 

濃度が濃いため、私たちが精油を利用する際は

植物油やジェル、アルコールなどの基材に薄めて使用する事が基本です。

 

 

局所的であれば原液で使用することが可能な精油もあります。

ドジな私は火傷をした時は、真正ラベンダー精油

転んで負傷した時は、ティートゥリー精油の原液を綿棒でチョンチョンと塗って応急処置しています……。(笑)

 

そして精油は、私たちが料理に使用するベタっとする油分とは違いサラサラしています。

 

\\

(田上コメント)

「油=べたべた」では無いんですね!!

「精油=サラサラ」には驚きです

//

精油の揮発性

料理に使用するオリーブオイルやグレープシードオイル、ごま油などの「油脂」とは違い、精油は揮発性があります。

空気中に触れて時間が経つと、ほとんどが揮発して香りがなくなります!

面白いことに、精油に含まれる芳香成分(分子の大きさ)によって、揮発していく速度は違ってきます。

 

\\

(田上コメント)

香りによって持続時間が違うのは

分子の大きさによるんですね><

//

 

同じ「油」という言葉でも性質が違うなんて何か不思議ですね……!

 

またその他にも、精油は水には溶けませんがアルコールや油脂には安易に溶けます。

 

そのためアロマスプレーを作成する時には、まずアルコールで精油を溶かしてから水を加えるのが基本です。

(以前、ご紹介したアロマスプレーの作り方はこちら

 

注意していただきたいポイント

私たちの心身の健康に優しく時にはパワフルに働きかけてくれる素晴らしい香りたち。

 

上記でお伝えした通りの性質からハーブティーとは違い、精油は芳香成分が濃縮されているため、取り扱いには多少注意が必要です。

 

植物の世界にも刺激や毒性のあるものも存在しますので、

アレルギーや持病がある方はかかりつけの専門家に相談しましょう。

 

ということで、これからもさくら便りから

アロマを楽しく安全に活用していただけるよう、

どんどん情報発信していきますのでお楽しみに〜♪

田上(さくらコンシェルジュ)

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