栄養のこと

2020年05月22日

【アントシアニン】防ぐ力を持つ水溶性色素|アイケア

益満(企画)

益満(企画)

こんにちは、さくらの森の益満です。

 

近頃は気温も暖かくなり、寒がりの私も薄手のニットは棚の奥にしまおうかな〜と考えるようになってきました^^

このままあっという間に夏も来そうですね、今からもう楽しみです♪

 

さて本日は、アイケア以外にも色々な働きを持つ【アントシアニン】の成分についてまとめてみました!!

 

「アントシアニン」というとなんだか馴染みないような言葉ですが、「ポリフェノール」と聞くとどうでしょう。

赤ワインには「ポリフェノール」が豊富に含まれているなどと耳にしたことはありませんか?

 

今回お話しする「アントシアニン」は、その「ポリフェノール」の一種なのです!

それでは詳しく見ていきましょう☆

 


 

アントシアニンとは

ポリフェノールの一種である「アントシアニン」とは、

植物界において広く存在する水溶性色素

であり、オレンジ色、赤色、紫色、青色まで幅広い色調を持っています。

 

アントシアニンの防ぐ力

「アントシアニン」は、目の網膜にある「ロドプシン」の再合成を助けてくれる役割を持っています。

 

では、その「ロドプシン」はどのように働いているのでしょう。

 

ヒトがモノを認識するまでの流れ


①目に入ってきた光が、『角膜』や『水晶体』を通過して網膜に届く。
②網膜にある紫色の色素『ロドプシン』に光が当たる。
③光が当たると『ロドプシン』は分解されて脳に情報が伝達される。
④「見えた!」と認識する。

 

ちなみにこの「ロドプシン」はビタミンAから作られるたんぱく質です。
この「ロドプシン」が合成→分解→合成…を繰り返して、ヒトは光刺激を認識することができます。

長時間目を酷使すると、「ロドプシン」の再合成が間に合わず、体内から減少してしまいます。
これが見えづらさにつながり、目のショボショボ感や、目の疲れを招いてしまうのです。

 

「アントシアニン」は、見る力を守ってくれたり、目の疲れを防いでくれる「ロドプシン」に必要な成分なんですね。

 

その他にも

・レンズの役目を果たす角膜や水晶体などに含まれる
 コラーゲンを安定させる力

・網膜に張り巡らされた毛細血管を丈夫にして
 血液循環をよくする力

が「アントシアニン」にはあるのです。

 

また、その中でも「ビルベリー果実由来アントシアニン」は

・1日40mg以上でピント調節機能を改善する

・1日58mg以上で目の疲労感を改善する

と報告されています。

なんと、北欧産ビルベリーは一般的ブルーベリと比べてアントシアニン量が5倍以上もあるんだとか。

 

24時間の魔法

「アントシアニン」は非常に即効性の高い栄養素です。

だいたい摂取から4時間程度で効果が現れ、24時間程度でその効果は消失してしまうと言われています。

つまり、一度に多く摂取するよりも毎日補うことで見えやすさを持続させることができるのです。

 


 

このように、「アントシアニン」はアイケアにとって欠かせない成分であり、私たちの目を知らない間に助けてくれています。

 

こんな話を聞くと、今まではお肉に合わせて赤ワイン、魚に合わせて白ワインを飲んでいましたが、赤ワインばかり飲んでしまいそうですね(笑)

 

ブルーベリーやビルベリーの他にも、赤キャベツや紫さつまいもにもアントシアニンは含まれています。

ぜひ普段の食事に、食材を置き換えたりプラスしてみてください♪

益満(企画)

この記事を書いた人

益満(企画)

関連記事

新着記事

カテゴリ
カテゴリ
月別アーカイブ
月別アーカイブ
タグ
タグ