栄養のこと
2022年08月19日
夏が旬の食材「桃」の選び方と栄養価
さくら便り
こんにちは、さくらの森の添田です。
旬の食材についての情報をお届けするこのコーナー、
今回は、夏に旬を迎える「桃」についてご紹介します(^^)
桃の旬の時期
桃は品種が多く、収穫時期は初夏から秋まで幅がありますが、
その多くが真夏の7~8月頃に旬の食べ頃を迎えます。
美味しい桃の選び方
桃はデリケートな果実なので、選ぶ際にはあまり触り過ぎず、
見た目や香りで判断しましょう。
形が左右対称で全体的に産毛があり、果実の割れ目(縫合線)が浅いものがよいとされています。
また、皮に白い斑点(果点)があり、お尻が白いものが、甘味が強くておすすめ。
熟してくると甘い香りがするので、香りも確かめてみましょう。
桃の栄養成分と健康効果
血糖値・コレステロール値を下げる
桃には、食物繊維の「ペクチン」が多く含まれています。
ペクチンには、血糖値の上昇を抑えたり、コレステロールを下げたりする働きがあり、生活習慣病の予防効果が期待されています。
また、腸内の善玉菌を増やし、お腹の調子を整えてくれるため、便秘や下痢の悩みがある方にもおすすめです。
高血圧・むくみ対策に
その他にも、桃には「カリウム」も多く含まれています。
余分な塩分や水分を体外に排泄させるため、塩分過剰による高血圧やむくみの対策に効果的です。
皮に豊富な抗酸化成分
桃は皮を剥いてから食べることが多いと思いますが、
実は皮の部分にも栄養が詰まっています。
桃の皮には、「カテキン」や「ビタミンE」などの抗酸化成分がたっぷり。
布巾などを使って流水で擦り洗いをすれば、産毛が取れて、丸ごと食べられるので、ぜひ試してみてくださいね。
桃の栄養価を損なわない食べ方
桃の栄養を余さず摂るなら、皮ごと食べるのがおすすめ。
カリウムやビタミンCなどは熱に弱いので、生食が◎。
桃に含まれるペクチン、ヨーグルトに含まれる乳酸菌を増やす働きがあります。
一緒に摂ることで栄養アップ!相性のよい組み合わせです◎。
桃の上手な保存方法
常温の場合
桃は冷気と乾燥に弱いため、冷蔵庫に入れずに常温保存が◎。
新聞紙で包み、冷暗所で保存しましょう。
冷凍の場合
冷凍保存するときは、皮つきのまま冷凍することができます。
桃を水洗いして拭き取ったら、皮つきのままラップで密閉し冷凍用保存袋に入れて冷凍保存。
解凍時に皮が剥けやすくなります。
上手に保存・調理して、桃本来の美味しさを存分に味わってくださいね♪
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