栄養のこと

2022年09月19日

秋が旬の食材「さつまいも」の選び方と栄養価

添田(企画)

添田(企画)

こんにちは、さくらの森の添田です。

旬の食材についての情報をお届けするこのコーナー、

今回は、秋に旬を迎える「さつまいも」についてご紹介します(^^)

 

 

さつまいもの旬の時期

さつまいもの収穫時期は8〜11月頃。

収穫後に貯蔵することで、甘みが増します。

近年では貯蔵技術の進歩により1年中美味しく食べられるようになりました。

 

美味しいさつまいもの選び方

 

 

さつまいもを選ぶときは、皮の色が均一で鮮やかなものがおすすめです。

乾燥が進むと、表面が皺っぽくなるため、ハリとツヤも確かめましょう。

ひげ根が多いものは筋っぽいことが多いため、なるべくひげ根がないものを。

また、表面に黒い斑点があるものも避けましょう

 

 

さつまいもの栄養成分と健康効果

 強い抗酸化作用をもつ「ビタミンC」 

さつまいもは芋類の中でも「ビタミンC」が豊富です。

ビタミンCには強い抗酸化作用があり、美肌効果や免疫力アップが期待できます。

日射しがまだ強いこの時期は、日焼け後ケアのためにも、しっかり摂りたいですね。

通常ビタミンCは、加熱により壊れやすいのですが、さつまいものビタミンCはでんぷんによって保護されているため、加熱調理でも効率よく摂ることができます。

 

 便秘改善・血糖値の上昇を抑える 

さつまいもに豊富なのが「食物繊維」

腸を刺激して便通を促すことから、便秘改善整腸作用に効果があります。

また、血糖値の上昇を抑え、脂肪を溜め込みにくくする働きもあります。

 

 むくみ解消・高血圧予防 

さらに、不足しがちな「カリウム」も含まれています。

カリウムには、体内の余分な水分・塩分を体外に排泄する働きがあり、むくみ解消に役立ちます。

また、高血圧対策のためにもしっかりと摂りたい成分です。

 

 

さつまいもは甘いので太る、というイメージがあるかもしれませんが、

じつはダイエットに役立つ食材なのです♪

 

さつまいもの栄養価を損なわない食べ方

さつまいもは皮にも栄養がたっぷり!

洗う時に強くこすると、流水とともに皮の栄養が流れ出てしまうので、

優しく洗って皮ごと食べるのがおすすめです。

 

 

 

さつまいもの糖質が気になる場合は、冷やして食べるのが◎。

冷やすことで血糖値が上がりにくくなります。

 

 

 

さつまいもの上手な保存方法

 常温の場合 

さつまいもは、水分が付着するとそこから傷んでしまうため、

調理時までは水で洗わず、乾いた状態で常温保存しましょう。

 

 

 冷凍の場合 

冷凍保存するときは、加熱後に。

生のまま冷凍すると低温障害を受けやすいため、冷凍前に加熱しておくことがおすすめ。

加熱後は水気を取り、冷凍用保存袋へ。

 

 

 

 

 

上手に保存・調理して、桃本来の美味しさを存分に味わってくださいね♪

添田(企画)

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添田(企画)

食べることが大好きな管理栄養士です。食と健康にまつわるお役立ち情報をお届けします♪

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