栄養のこと

2022年10月24日

秋が旬の食材「かぼちゃ」の選び方と栄養価

添田(企画)

添田(企画)

こんにちは、さくらの森の添田です。

旬の食材についての情報をお届けするこのコーナー、

今回は、秋に旬を迎える「かぼちゃ」についてご紹介します(^^)

 

 

かぼちゃの旬の時期

かぼちゃは夏に収穫されますが、食べ頃を迎えるのは秋~冬の時期です。

収穫後、数ヶ月間寝かせてじっくりと追熟させることで、

甘味が増し、栄養価も高まります。

 

美味しいかぼちゃの選び方

 

かぼちゃを選ぶときは、皮が硬くツヤがあり、しっかりと重みがあるものを選びましょう。

ヘタの周りにくぼみやヒビがあり、ヘタが枯れてコルクのように乾燥しているものは完熟している証拠です。

カットされている場合は、種が詰まっていて、果肉の色が鮮やかなものを選びましょう。

 

かぼちゃの栄養成分と健康効果

 三大抗酸化ビタミンをすべて含有 

緑黄色野菜のかぼちゃには、三大抗酸化ビタミンと呼ばれる「βカロテン」「ビタミンC」「ビタミンE」が非常に多く含まれています。

いずれも強い抗酸化作用により、

★ 美肌・アンチエイジング

★ 免疫力アップ

★ 疲労回復

★ 血行促進

など幅広い健康効果が期待できます。

 

さらに、これらの栄養素は単体で摂るよりも、合わせて摂ることで抗酸化作用が高まるとされており、すべてを含有しているかぼちゃは貴重な食材とも言えます。

 

長期保存ができて栄養価が高いため、昔から野菜が不足しがちな冬に重宝されていました。

冬至にかぼちゃを食べるのも、免疫力を高め、風邪に備えるという目的があったのです。

 

 

 かぼちゃの種も栄養豊富 

かぼちゃは実の部分だけでなく、種にも栄養が豊富に詰まっています。

・必須脂肪酸の「リノール酸

・骨の発育を助ける「マンガン

・味覚を正常に保つ「亜鉛

・ホルモンバランスを整える「リグナン類

などが含まれています。

 

かぼちゃの栄養価を損なわない食べ方

かぼちゃに豊富なβカロテンやビタミンEは熱に強く、

油と一緒に摂ることで、吸収されやすくなります。

バターソテーなどおすすめです。

 

 

 

かぼちゃの皮にはβカロテンやビタミンEが果肉の3倍も含まれています。

できるだけ皮つきのまま食べるのがおすすめです。

 

 

 

かぼちゃの上手な保存方法

 常温の場合 

カット後のかぼちゃは種とワタを取り除き、余分な水分をふき取ります。

隙間がないようにラップで包み野菜室へ。

 

 

 冷凍の場合 

生のまま冷凍すると解凍後の食後が劣るので、加熱後の冷凍保存がおすすめ。

食べやすい大きさにカットして加熱し、冷凍用保存袋へ。

 

 

 

 

上手に保存・調理して、桃本来の美味しさを存分に味わってくださいね♪

添田(企画)

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食べることが大好きな管理栄養士です。食と健康にまつわるお役立ち情報をお届けします♪

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