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2022年02月28日

【モザンビークのいのちをつなぐ会】榎本恵さんをご紹介します!

長野(企画)

長野(企画)

こんにちは、さくらの森の長野です。

 

今回は、「モザンビークのいのちをつなぐ会」で活動されている
榎本 恵(えのもと めぐみ)さんについて、
紹介をさせていただきます。

 

さくらの森では、会報誌「さくらもち」内、
「モザンビークからの便り」にて
榎本さんの情熱的かつ地道な活動を応援すべく
モザンビークの現状を毎月発信させていただいております。

(会報誌さくらもち2月号より)

 

 

榎本 恵さんのプロフィール

一般社団法人 モザンビークのいのちをつなぐ会
代表理事 モザンビーク事務局長

榎本 恵(えのもと めぐみ)さん 48歳

[出身]
福岡県北九州市


[大学卒業後]

社会維持のために何かできる仕事をしたい。
正しい情報を発信する仕事をしたい。
そんな想いから、
京都・東京の広告代理店にて
販促・ブランド開発・商業開発に関するプランナー&コピーライターとして勤務。


[2000年]

26歳で、企業・事業拡大支援を行う「Planning MAY」を開業。
インキュベーション事業、販促、人材育成などを行い、
主に環境・農業系企業、通販・教育系企業の支援を手掛ける。


[2012年]

日系企業のモザンビーク進出をきっかけに、
初めてアフリカの地を踏み、半年間、新規事業開発業務を行う。
現地での環境問題と貧困問題のジレンマ、 先進国と後進国の都合論の不調和を目の当たりにする。


[2013年]

現地の状況を少しでも解消したいという想いから、
「NGOモザンビークのいのちをつなぐ会」を設立。

以来、現地での支援活動に注力をしている。

 

※NGOとは
貧困、飢餓、環境など、世界的な問題に対して、
政府や国際機関とは違う”民間”の立場から、
国境や民族、宗教の壁を越え、利益を目的とせずに
これらの問題に取り組む団体のこと。

 

 

榎本さんへインタビューしてきました!

 

 

今回は、そんな榎本さんと現地にお住まいのナジャさんに
インタビューをさせていただき、
現地の状況や、活動を始められたきっかけなど、
詳しくお聞きすることができました。

 

現地の状況や、活動を始められたきっかけなど、
詳しくお聞きすることができました。

ぜひ、紹介させてください。

 

Q.なぜモザンビークで
  NGOを始めようと思ったのですか?

 

(榎本さん)
アフリカには「資本主義最後の楽園」という側面から
私たち日本人が、未だ経験してないプロセスを踏めるのではないかと
以前より興味を持っていました。

 

そんなとき、前職でお仕事の依頼をいただき、
初めて上陸した国がモザンビーク。

 

私が訪れたモザンビークの北部は、
支援の手が全く届いていない荒れ果てた土地でした。

 

そんな深刻な環境問題・貧困問題を目の当たりにし、
まずは、「食べる、飲む」などの
生きることに近いことをしたいと思ったことがNGO設立のきっかけです。

 

また、たまたま現地に住むナジャさんと出会う機会があり、
言葉が通じないながらも、
この人は絶対的に信頼できる!という直感を彼には抱きました。

 

ナジャさんと出会えたことも、
NGOを立ち上げたきっかけです。

 

 

Q.モザンビークのいのちをつなぐ会とは、
    どんな団体ですか?

 

(榎本さん)

団体の活動地は、最貧困国モザンビークの中でも貧困度が高く、
支援が行き届いていないカーボデルガド州都ペンバ。

 

「モザンビークのいのちをつなぐ会」は、
州最大のスラム地区・ナティティに事務局を構え、
「小さいけれど、チカラ持ち!」をスローガンに、
現地の青年たちとともに
一人ひとりの顔と状況がわかる、直接支援活動を行っています。

 

活動内容は、
親がいない、学校に行けない子どもたちのために学舎・寺小屋を設立したり、
慢性的な水不足を救うために水環境整備をしたりなど。

他にも、環境美化活動や、
テロ紛争による避難民の支援
などを行っています。

 

 

Q.モザンビークでの10年間で、
    印象的だったことはなんですか?

 

(榎本さん)

子どもたちが元気に成長してくれるのが嬉しい一方で、
身近な人が急に亡くなってしまうことです。

 

覚悟をしてモザンビークに在住したつもりでしたが、
始めの頃は、よく泣いていました。

 

そんなとき、ナジャさんに
「ここで生きていくなら、強くなければならない」と言われたことが、
私の中で救いとなり、再度覚悟を決めるきっかけにもなりました。

 

今でもその言葉は大切にしています。

 

 

活動における課題はありますか?

 

(榎本さん)

モザンビークも当会も知名度が低く、なかなか寄付が集まりません。
一方、子どもたちの食費や、
成長していく子どもたちの奨学用品や奨学資金も必要。

 

現地の人たちの生活を支えるためにも、
今後は助成金だけでなく、
モザンビーク内で生活が成り立つように動いていくことが必要です。

 

そこで、モザンビークのいのちをつなぐ会では、
現在、「小さな商いプロジェクト」を開始しています。

 

コミュニティで必要されているサービスで、
小さいながらも稼いでいったり、
スタッフや住民の収入を生み、かつ社会貢献活動にも活用したりなど、
内部から生まれる人とお金とモノのエネルギーを循環させていただきたいです!

 

 

実際にモザンビークにお住まいの榎本さんから
直接聞かせていただいたお話は、
私にとっても、すごく印象に残るものとなりました。

 

そして、自分が今どれだけありがたい環境にいるのかを感じるとともに、
未来や人生についても考える機会にもなりました。

 

 

そこで今回、さくらの森では、

現地の子どもたちの命を少しでも救いたい。
・榎本さんの活動をもっとサポートしたい。

そんな想いから、
子どもたちが安心して水を飲むことができるよう
モザンビークに井戸を作るため、
支援の輪を広げたいと思っております。

 

\モザンビークへ井戸を作るためご支援をお願いします/


https://bit.ly/mozambique_228blog

 

皆さまからいただくご支援は、
現地の子どもたちの力となり、未来にも繋がります。

 

どうぞ、あなた様からのご支援をお待ちしております。

 

 

***モザンビークのいのちをつなぐ会***
公式HP:https://www.tsunagukai.com/
公式instagram:https://www.instagram.com/mozambique_pvm/
instagramでは、現地の様子、井戸作りの様子を投稿していきます。
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