スタッフブログ

2018年12月01日

きせつのくらし~12月のくらし~

さくら便り

今回の【華の暮らし。】は、エディブルフラワー(食べられるお花)を使ったアレンジメントです。
 
 
さくらの森スタッフ・松永に作ってもらったクグロフの上にエディブルフラワーを飾って、撮影後にみんなで美味しくいただきました。
 
クグロフはスパイスがきいた大人の味。はじめて食べたお菓子だったのですが、スパイスとドライフルーツのお菓子は「これぞクリスマス! 」という味がしました。
 
 
 
対してお花からは何の味も感じられませんでした……。
 
子どものころにサルビアの花の蜜を吸って「あまーい! 」と言っていた思い出がよみがえります。
 
どうにかお花の味を感じてみたいと、お花だけを食べてみましたがどうしても味は感じられません。
 
お腹いっぱいにならないうえに、味がわからない、でも見た目がとってもかわいい食べもの。
 
それが私のエディブルフラワーの第一印象となりました。
 
 
 
お花を食べようとした人は、どういったタイミングでお花を食べようと思いついたんだろう……。
 
そう思って調べてみると、世の中には食べられるお花が溢れていることに気づきました。
 
 
なんとブロッコリーやカリフラワー、ミョウガは花のつぼみだそうです。
 
ミョウガが大好きなので、以前さくらもちの郷土料理のコーナーで紹介された【山形のだし】をはじめとして、ありとあらゆる食べ物にミョウガを添えたり入れたりしていました。
 
今まで一体いくつのつぼみを切り刻んだのでしょう……。
 
「野菜」と思って食べていた時は何も思わなかったのに、「つぼみ」と思うだけで「変わったものを食べている」という感覚になるのが不思議です。
 
ブロッコリーなど、実はお花だった野菜たちが健康にいいのは有名な話なのですが、エディブルフラワーも栄養価が高いそうです。
 
 
ただお花は小さく軽いので、エディブルフラワーで栄養価をまかなおうとするのはなかなかに厳しいものがあります。
 
エディブルフラワーは食材というより、サプリメントのような「栄養補助のもの」として付き合っていくのがいいのかもしれません。
 

目で見て癒され、口に入れて体を癒す。

 
子どものころサルビアの蜜を吸うと、とても特別な気持ちになりました。
 
いつかおうちの生姜焼きにキャベツとエディブルフラワーが添えられる日がきたら、お花を食べるのが一般的になったと言えるはず。
 
そう思いながらも、お花を食べるのが当たり前になったら、サルビアの蜜を吸うときの特別な気持ちが失われてしまいそうで少しさみしいような気もします。
 
 
クリスマスのことを考えなくてはいけないけれど、おせちのことも考え始めるきせつです。
 
今回の【華の暮らし。】でエディブルフラワーの素敵さに気付けたので、今年の冬のイベントごはんには「エディブルフラワー」を登場させてみようと思います。
 
 

この記事を書いた人

さくら便り

『 ともに豊かに 』 人生の豊かさ<健康・充実・愛>をともに想い描き、 心とからだに安心を、日常に何気ない幸せをお届けします。

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