健康コラム
健康コラム
この記事を書いたスタッフ
企画部 毛利
30歳を過ぎてから、なぜか年齢とともにますますアクティブに! 登山、マラソン、バイクツーリング……などなど、仕事も趣味も全力で楽しみます♪
現在、国民の4人に1人が頭痛に悩んでいるといわれています。
頭痛は、一時的で軽い痛みのものから、継続的なもの、耐えがたい痛みのものなど様々なタイプがあります。
脳に重大な病気が隠れている可能性もあるため、「たかが頭痛」と軽く考えるのは危険です。
ただ、深刻なものとばかり捉える必要もありません。
鎮痛薬などで対処できる場合もあるため、まずは自分の頭痛のタイプを知って正しくケアしましょう。
1979年に行われた大規模疫学調査によると、慢性頭痛を有する人は約4000万人と推定されます。
さらに、その内の74.2%が頭痛によって日常生活への支障度が高かったとしているのです。
一口に頭痛といっても、実はさまざまなタイプ・原因があり、「国際頭痛分類 3版(ICHD-3)」ではなんと367種類にも分類されます。
頭痛のタイプは一次性頭痛と二次性頭痛の大きく2つに分類されます。
一次性頭痛とは、他にはっきりとした原因や疾患が見当たらない、「頭痛そのものが病気」の頭痛です。
一方、二次性頭痛とは、他の疾患が原因となり起こる頭痛です。
一次性頭痛の代表的なものは次の3種類です。
●群発頭痛
一定の期間に集中して頭の片側に頭痛が起こり、一日の中でも決まった時間帯(夜間に多い)にみられる。
20代~40代の男性に圧倒的に多い。
●片頭痛
女性に多く遺伝性があるのが特徴。
親が片頭痛持ちだと子どもも片頭痛を起こしやすいといわれている。
●緊張型頭痛
仕事の負担がたまりやすい夕方の時間帯に痛みを感じることが比較的多い。
まずは、あなたの頭痛がどのタイプかセルフチェックし、適切に対処しましょう。
【原因】
はっきりとした発症メカニズムはわかっていないが、目のすぐ後ろにある太い血管が拡張し、その周囲に炎症が生じて神経を刺激することで起こると考えられている。
【対処法】
発作の原因となる行為を避ける。
・頭痛のある時期はアルコールを飲まない。
・入浴後に痛みが出る場合、湯船につからずシャワーにする。
・血管拡張薬を服用している場合は、医師に相談する。
【原因】
疲労、ホルモンバランスの変化、光・音による強い刺激などによって、周囲の三叉神経が刺激されて炎症物質が発生し、脳の血管が急激に拡張して、脳の血流が多くなりすぎるために起こる。
完璧主義、努力家、神経質な性格の人がなりやすい。
【対処法】
生活習慣を改善する。
・趣味やスポーツなど打ち込めることを見つけ、ストレスを上手に発散する。
・リラックスする時間を設ける。
・頭痛が起きた場合は、部屋を暗くして寝たり、氷で冷やす。
【原因】
筋肉の緊張、あるいはストレスによって起こる。
デスクワークやドライバーなど、長時間同じ姿勢で仕事を続ける職業に多い。
【対処法】
適度な運動を習慣にする。
・背筋や腹筋を鍛えたり、肩や首のストレッチ、良い姿勢を心がける。
・ぬるめのお湯にゆっくり浸かるなど、毎日の生活でコリをためないようにする。
50歳以上で初めて強い頭痛が起こった場合、二次性頭痛が疑われます。
一般的に慢性頭痛に比べ危険度が高く、くも膜下出血、髄膜炎、脳腫瘍など命に関わる可能性があります。
以下のような頭痛の特徴が現れたら、すぐに医療機関を受診しましょう。
☑今までに経験したことのないほど激しく痛む
☑突然に起こる(突発完成型頭痛)
☑早朝ないし朝方に起こる(目覚まし型頭痛)
☑長期間続く
☑日ごとにだんだんひどくなる
☑いきんだり、頭を振るとひどくなる
☑麻痺・しびれを伴う
☑認知症を伴う
☑めまいや嘔吐を伴う
☑高熱を伴う
☑言葉が喋りにくい、呂律が回らない
☑意識が冒されたり、わけのわからないことを言う
☑視力が弱くなったり、ものが二重に見える
この記事を書いたスタッフ
企画部 毛利
30歳を過ぎてから、なぜか年齢とともにますますアクティブに! 登山、マラソン、バイクツーリング……などなど、仕事も趣味も全力で楽しみます♪
現在、国民の4人に1人が頭痛に悩んでいるといわれています。
頭痛は、一時的で軽い痛みのものから、継続的なもの、耐えがたい痛みのものなど様々なタイプがあります。
脳に重大な病気が隠れている可能性もあるため、「たかが頭痛」と軽く考えるのは危険です。
ただ、深刻なものとばかり捉える必要もありません。
鎮痛薬などで対処できる場合もあるため、まずは自分の頭痛のタイプを知って正しくケアしましょう。
1979年に行われた大規模疫学調査によると、慢性頭痛を有する人は約4000万人と推定されます。
さらに、その内の74.2%が頭痛によって日常生活への支障度が高かったとしているのです。
一口に頭痛といっても、実はさまざまなタイプ・原因があり、「国際頭痛分類 3版(ICHD-3)」ではなんと367種類にも分類されます。
頭痛のタイプは一次性頭痛と二次性頭痛の大きく2つに分類されます。
一次性頭痛とは、他にはっきりとした原因や疾患が見当たらない、「頭痛そのものが病気」の頭痛です。
一方、二次性頭痛とは、他の疾患が原因となり起こる頭痛です。
一次性頭痛の代表的なものは次の3種類です。
●群発頭痛
一定の期間に集中して頭の片側に頭痛が起こり、一日の中でも決まった時間帯(夜間に多い)にみられる。
20代~40代の男性に圧倒的に多い。
●片頭痛
女性に多く遺伝性があるのが特徴。
親が片頭痛持ちだと子どもも片頭痛を起こしやすいといわれている。
●緊張型頭痛
仕事の負担がたまりやすい夕方の時間帯に痛みを感じることが比較的多い。
まずは、あなたの頭痛がどのタイプかセルフチェックし、適切に対処しましょう。
【原因】
はっきりとした発症メカニズムはわかっていないが、目のすぐ後ろにある太い血管が拡張し、その周囲に炎症が生じて神経を刺激することで起こると考えられている。
【対処法】
発作の原因となる行為を避ける。
・頭痛のある時期はアルコールを飲まない。
・入浴後に痛みが出る場合、湯船につからずシャワーにする。
・血管拡張薬を服用している場合は、医師に相談する。
【原因】
疲労、ホルモンバランスの変化、光・音による強い刺激などによって、周囲の三叉神経が刺激されて炎症物質が発生し、脳の血管が急激に拡張して、脳の血流が多くなりすぎるために起こる。
完璧主義、努力家、神経質な性格の人がなりやすい。
【対処法】
生活習慣を改善する。
・趣味やスポーツなど打ち込めることを見つけ、ストレスを上手に発散する。
・リラックスする時間を設ける。
・頭痛が起きた場合は、部屋を暗くして寝たり、氷で冷やす。
【原因】
筋肉の緊張、あるいはストレスによって起こる。
デスクワークやドライバーなど、長時間同じ姿勢で仕事を続ける職業に多い。
【対処法】
適度な運動を習慣にする。
・背筋や腹筋を鍛えたり、肩や首のストレッチ、良い姿勢を心がける。
・ぬるめのお湯にゆっくり浸かるなど、毎日の生活でコリをためないようにする。
50歳以上で初めて強い頭痛が起こった場合、二次性頭痛が疑われます。
一般的に慢性頭痛に比べ危険度が高く、くも膜下出血、髄膜炎、脳腫瘍など命に関わる可能性があります。
以下のような頭痛の特徴が現れたら、すぐに医療機関を受診しましょう。
☑今までに経験したことのないほど激しく痛む
☑突然に起こる(突発完成型頭痛)
☑早朝ないし朝方に起こる(目覚まし型頭痛)
☑長期間続く
☑日ごとにだんだんひどくなる
☑いきんだり、頭を振るとひどくなる
☑麻痺・しびれを伴う
☑認知症を伴う
☑めまいや嘔吐を伴う
☑高熱を伴う
☑言葉が喋りにくい、呂律が回らない
☑意識が冒されたり、わけのわからないことを言う
☑視力が弱くなったり、ものが二重に見える