健康コラム

2024年10月04日
【旬の食材図鑑】旬の「にんじん」の選び方と栄養価についてご紹介♪
健康コラム
2024年10月04日
【旬の食材図鑑】旬の「にんじん」の選び方と栄養価についてご紹介♪

この記事を書いたスタッフ

企画部 添田(管理栄養士)

こんにちは、さくらの森の添田です。

旬の食材についての情報をお届けするこちらのコーナー、

今回はこの時期に旬を迎える「にんじん」についてご紹介します(^^)

 

 

30874324_s.jpg



旬の時期と選び方

 

にんじんは貯蔵性が高く、年中手に入りますが、

本来の旬の時期は10〜12月頃。

この時期に収穫される冬にんじんは、春夏にんじんと比べて、

色鮮やかで香りが良いのが特徴です。

 

選ぶ際には、全体が濃いオレンジ色で、表面が滑らかなもを。

茎の切り口が小さいものの方が、芯まで柔らかく、食べやすいです。

切り口の周りが緑や黒っぽくなっているものは、

甘みや味が落ちているため避けましょう。

 

ninzin.png

 

 

栄養成分と健康効果

 

にんじんは「βカロテン」がとても豊富で、

その含有量は緑黄色野菜の中でもトップクラス!

 

βカロテンは、体内で必要に応じて「ビタミンA」に変換され、

皮膚や粘膜の健康維持、視力低下の予防、免疫力アップなどに役立ちます。

また、ビタミンAに変換されなかったものは、抗酸化物質として働き、

動脈硬化やがんの予防などの効果が期待されています。

 

βカロテンが特に豊富なのが「皮の下」。

市販されている大半のにんじんは、収穫後の洗浄によってほとんど剥けているため、

調理時には皮を剥かずに丸ごと使うほうが、βカロテンをより多く摂れます。

 

そのほか、

高血圧やむくみ解消に役立つ「カリウム」

腸内環境を整える「食物繊維」

なども多く含まれています。

 

 

栄養素を損なわない食べ方

 

〜皮ごと加熱調理する〜

栄養素は皮に多く含まれているため、皮付きのままスープや煮物などにするのがおすすめ。

じっくりと加熱することで、皮が柔らかくなります。

 

スクリーンショット 2024-09-26 15.22.34.png

 

  

〜油を使って吸収アップ〜

βカロテンは油に溶けやすいため、炒める・揚げるなどの調理法によって

体内に吸収されやすくなります。

 

スクリーンショット 2024-09-26 15.22.42.png

 

上手な保存方法

 

〜野菜室で立てて保存〜

水洗い後拭き取り、1本ずつペーパーで包んでビニール袋に入れる。

ヘタが上になるようにコップに立てて、野菜室へ。

 

スクリーンショット 2024-09-26 15.22.50.png

 

〜食べやすくカットして冷凍〜

食べやすい大きさにカットし、冷凍用保存袋に入れて冷凍庫へ

食べる時は、必要な分を取り出し凍ったまま加熱調理すればOK。

 

スクリーンショット 2024-09-26 15.22.59.png

 

 

上手に保存・調理して、にんじん本来の美味しさを存分に味わってくださいね♪

 

〜ともに豊かに 〜
人生の豊かさ<健康・充実・愛>を
ともに想い描き、心とからだに安心を、
日常に何気ない幸せをお届けします。

 

 

 

この記事を書いたスタッフ

企画部 添田(管理栄養士)

こんにちは、さくらの森の添田です。

旬の食材についての情報をお届けするこちらのコーナー、

今回はこの時期に旬を迎える「にんじん」についてご紹介します(^^)

 

 

30874324_s.jpg



旬の時期と選び方

 

にんじんは貯蔵性が高く、年中手に入りますが、

本来の旬の時期は10〜12月頃。

この時期に収穫される冬にんじんは、春夏にんじんと比べて、

色鮮やかで香りが良いのが特徴です。

 

選ぶ際には、全体が濃いオレンジ色で、表面が滑らかなもを。

茎の切り口が小さいものの方が、芯まで柔らかく、食べやすいです。

切り口の周りが緑や黒っぽくなっているものは、

甘みや味が落ちているため避けましょう。

 

ninzin.png

 

 

栄養成分と健康効果

 

にんじんは「βカロテン」がとても豊富で、

その含有量は緑黄色野菜の中でもトップクラス!

 

βカロテンは、体内で必要に応じて「ビタミンA」に変換され、

皮膚や粘膜の健康維持、視力低下の予防、免疫力アップなどに役立ちます。

また、ビタミンAに変換されなかったものは、抗酸化物質として働き、

動脈硬化やがんの予防などの効果が期待されています。

 

βカロテンが特に豊富なのが「皮の下」。

市販されている大半のにんじんは、収穫後の洗浄によってほとんど剥けているため、

調理時には皮を剥かずに丸ごと使うほうが、βカロテンをより多く摂れます。

 

そのほか、

高血圧やむくみ解消に役立つ「カリウム」

腸内環境を整える「食物繊維」

なども多く含まれています。

 

 

栄養素を損なわない食べ方

 

〜皮ごと加熱調理する〜

栄養素は皮に多く含まれているため、皮付きのままスープや煮物などにするのがおすすめ。

じっくりと加熱することで、皮が柔らかくなります。

 

スクリーンショット 2024-09-26 15.22.34.png

 

  

〜油を使って吸収アップ〜

βカロテンは油に溶けやすいため、炒める・揚げるなどの調理法によって

体内に吸収されやすくなります。

 

スクリーンショット 2024-09-26 15.22.42.png

 

上手な保存方法

 

〜野菜室で立てて保存〜

水洗い後拭き取り、1本ずつペーパーで包んでビニール袋に入れる。

ヘタが上になるようにコップに立てて、野菜室へ。

 

スクリーンショット 2024-09-26 15.22.50.png

 

〜食べやすくカットして冷凍〜

食べやすい大きさにカットし、冷凍用保存袋に入れて冷凍庫へ

食べる時は、必要な分を取り出し凍ったまま加熱調理すればOK。

 

スクリーンショット 2024-09-26 15.22.59.png

 

 

上手に保存・調理して、にんじん本来の美味しさを存分に味わってくださいね♪

 

〜ともに豊かに 〜
人生の豊かさ<健康・充実・愛>を
ともに想い描き、心とからだに安心を、
日常に何気ない幸せをお届けします。

 

 

 

記事カテゴリ