健康コラム
健康コラム
この記事を書いたスタッフ
企画部 毛利
30歳を過ぎてから、なぜか年齢とともにますますアクティブに! 登山、マラソン、バイクツーリング……などなど、仕事も趣味も全力で楽しみます♪
毎年、本格的に寒くなってくると急激に増えてくるインフルエンザ。
感染力が非常に強く、日本では毎年約1,000万人、つまり約10人に1人が感染し、死亡者が出ることもあります。
よく耳にする病気だからこそ、きちんと理解を深め、正しい知識を身につけましょう。
風邪は様々な細菌やウイルスによって起こり、原因の特定は困難ですが、発病はゆるやかで重症化することはあまりありません。
一方、インフルエンザはインフルエンザウイルスに感染することで起こるまったく別の病気であり、急速に症状が現れ、重症になることもあります。
インフルエンザウイルスは、A型、B型、C型及びD型に大きく分類されます。
このうちA型とB型は通常、冬季に流行するため、季節性インフルエンザと呼ばれます。
インフルエンザとは、インフルエンザウイルスによる呼吸器感染症です。
ウイルスへの感染経路を断つこと(手洗い、うがい、湿度コントロールなど)、ウイルスに負けない体づくり・環境づくりが大切です。
●人混みに出ない
流行時期は不要な外出を避け、なるべく短時間ですませる。
●手洗い・うがい
帰宅時や調理・食事の前などこまめに洗う。
ウイルスには石鹸・アルコール消毒液が効果的。
●マスクをつける
外出時は、不織布製マスクをつける。
また、鼻と口の両方を確実に覆い、正しい方法で着用する。
●十分な栄養と適度な運動
体の免疫システムに欠かせないビタミンCと体のエネルギー産生に必要なビタミンB1、鼻やのどの粘膜を強化する働きのあるビタミンB2、ビタミンB6を摂取する。
アミノ酸の豊富な動物性タンパク質を食事に取り入れる。
また、ウォーキングや水泳、ヨガなどの適度な運動で体力をつける。
●薄着の習慣をつくる
厚着の習慣よって、体温調節の能力は低下し、体の抵抗力が弱まる。
屋外と屋内で、こまめに衣服を脱ぎ着することで、気温の変化に皮膚や粘膜が順応できるように鍛える。
●適度な湿度の保持
空気が乾燥すると、気道粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなる。
特に乾燥しやすい室内では、加湿器などを使って適切な湿度(50~60%)を保つ。
インフルエンザの一番の予防法は、流行前のワクチン接種。
ワクチンの効果は接種後2週間~5ヶ月程度なので、10月頃の接種がおすすめです。
また、2015年の6歳未満の小児を対象とした研究では、接種した人の発病率(リスク)が60%減少したと報告されています。
ワクチンを接種時に起こる、免疫がつく以外の反応を副反応といいます。
接種した場所の赤みや腫れ、痛みが接種者の10~20%に見られ、通常2~3日で消失します。
全身性の反応では、発熱や頭痛、倦怠感などが接種者の5~10%に見られ、こちらも通常2~3日で消失します。
ただし、まれに重篤な副反応が起こることもあるため、接種後30分は安静に過ごし、24時間は体調の変化に気を付けましょう。
蕁麻疹やけいれん、嘔吐、冷や汗、口のもつれなど気になる症状が現れた際は、迷わず早急に医療機関を受診しましょう。
この記事を書いたスタッフ
企画部 毛利
30歳を過ぎてから、なぜか年齢とともにますますアクティブに! 登山、マラソン、バイクツーリング……などなど、仕事も趣味も全力で楽しみます♪
毎年、本格的に寒くなってくると急激に増えてくるインフルエンザ。
感染力が非常に強く、日本では毎年約1,000万人、つまり約10人に1人が感染し、死亡者が出ることもあります。
よく耳にする病気だからこそ、きちんと理解を深め、正しい知識を身につけましょう。
風邪は様々な細菌やウイルスによって起こり、原因の特定は困難ですが、発病はゆるやかで重症化することはあまりありません。
一方、インフルエンザはインフルエンザウイルスに感染することで起こるまったく別の病気であり、急速に症状が現れ、重症になることもあります。
インフルエンザウイルスは、A型、B型、C型及びD型に大きく分類されます。
このうちA型とB型は通常、冬季に流行するため、季節性インフルエンザと呼ばれます。
インフルエンザとは、インフルエンザウイルスによる呼吸器感染症です。
ウイルスへの感染経路を断つこと(手洗い、うがい、湿度コントロールなど)、ウイルスに負けない体づくり・環境づくりが大切です。
●人混みに出ない
流行時期は不要な外出を避け、なるべく短時間ですませる。
●手洗い・うがい
帰宅時や調理・食事の前などこまめに洗う。
ウイルスには石鹸・アルコール消毒液が効果的。
●マスクをつける
外出時は、不織布製マスクをつける。
また、鼻と口の両方を確実に覆い、正しい方法で着用する。
●十分な栄養と適度な運動
体の免疫システムに欠かせないビタミンCと体のエネルギー産生に必要なビタミンB1、鼻やのどの粘膜を強化する働きのあるビタミンB2、ビタミンB6を摂取する。
アミノ酸の豊富な動物性タンパク質を食事に取り入れる。
また、ウォーキングや水泳、ヨガなどの適度な運動で体力をつける。
●薄着の習慣をつくる
厚着の習慣よって、体温調節の能力は低下し、体の抵抗力が弱まる。
屋外と屋内で、こまめに衣服を脱ぎ着することで、気温の変化に皮膚や粘膜が順応できるように鍛える。
●適度な湿度の保持
空気が乾燥すると、気道粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなる。
特に乾燥しやすい室内では、加湿器などを使って適切な湿度(50~60%)を保つ。
インフルエンザの一番の予防法は、流行前のワクチン接種。
ワクチンの効果は接種後2週間~5ヶ月程度なので、10月頃の接種がおすすめです。
また、2015年の6歳未満の小児を対象とした研究では、接種した人の発病率(リスク)が60%減少したと報告されています。
ワクチンを接種時に起こる、免疫がつく以外の反応を副反応といいます。
接種した場所の赤みや腫れ、痛みが接種者の10~20%に見られ、通常2~3日で消失します。
全身性の反応では、発熱や頭痛、倦怠感などが接種者の5~10%に見られ、こちらも通常2~3日で消失します。
ただし、まれに重篤な副反応が起こることもあるため、接種後30分は安静に過ごし、24時間は体調の変化に気を付けましょう。
蕁麻疹やけいれん、嘔吐、冷や汗、口のもつれなど気になる症状が現れた際は、迷わず早急に医療機関を受診しましょう。