グルメ&旅コラム

2023年03月22日
レストラン列車で福岡・筑後の魅力を味わう旅【気まぐれ道中vol.66】
グルメ&旅コラム
2023年03月22日
レストラン列車で福岡・筑後の魅力を味わう旅【気まぐれ道中vol.66】

この記事を書いたスタッフ

企画部 山口

国内外問わず旅行が好きで、その土地ならではの食べ物や体験、交流を楽しんでいます♪日々アンテナを張って、より良い情報を発信します!

 

九州を代表する私鉄「西日本鉄道」の大牟田線を走る観光列車、

THE RAIL KITCHEN CHIKUGO(ザ・レイル・キッチン・チクゴ)。

 

地域職人の技術が詰め込まれた内装や食器、

地域の食材を使ったオリジナル料理やドリンクが楽しめるのが自慢だ。

 

今回は、西鉄福岡(天神)駅から、大牟田駅へ向かう

「地域を味わう」レイトランチを予約した。

 

ランチコースは、ウェルカムドリンクから前菜、

お魚料理、お肉料理&パン、デザート&コーヒーがついて

税込8,800円。

大牟田駅までは約2時間半の道のりだ。

 

西鉄福岡駅に着くと、

反対ホームに止まっている列車を見つけ、

「あれだ!」と階段を駆け降りた。

 

キッチンクロスをイメージしたという赤いチェック柄模様で、

可愛くラッピングされた列車がなんともかわいい。

 

 


受付を済ませ、列車の中へ入る。

すると列車の中とは思えない、筑後地域の伝統工芸品を

あしらった家具や内装の雰囲気に惹きつけられる。

 

私達が乗車した2号車には、

なんと窯を中心とした大型キッチンがあり、

すでにいい匂いがしていた。

 

 

列車が走り出す前に早速、ウェルカムドリンクの

「あまおうスパークリングワイン」で乾杯。

 

 

口にふくむ前からあまおうの香りが

ふわぁ〜と広がり、幸せな気持ちに。

 

あまりの美味しさにゴクゴクとお酒が進み......

「おっとあぶない、油断して出発前から酔っ払うところだった!」

と二人はもう陽気になっていた。

 

出発の合図のトライアングルの音が列車内に響き渡る。

「いよいよ動き出すね」とさらに気分が高まった。

 

 


出発すると、車窓の景色は、

高層ビルやマンションからどんどん民家や田んぼに変わっていく。

日常から離れ、なんだかゆっくり時間が流れる感覚が心地よい。

 

 

まず初めに運ばれてきたのは、

地域の食材をふんだんに使用した前菜六種。

小鉢の下にメニューの説明が書いてあり、

小鉢を上げて確認しながら楽しめる。

 

 

旬の食材に、世界で活躍する3名のシェフの

オリジナルテイストが加わり、味わい深かった。

 

次に運ばれてきた料理は、パイの上に生ハムをのせたもので、

「これがお魚料理?」と疑ってしまうほどお洒落だ。

 

 

パイをナイフで切ると、脂がのった糸島産天然真鯛が!

トマトとチーズのソースをたっぷりかけて頬張った......。

この組み合わせがたまらない驚愕の美味しさ。

しかも白ワインにピッタリなのだ。

 

 

車掌さんにこの観光列車の見どころを聞くと、

「右側の窓にご注目ください」と案内された。

 

 

筑紫駅に停まると、西鉄の駅員さんが

「おいしい?」の紙をもってお出迎え。

思わず、近藤は笑顔で手を振り返した。

 

また、線路沿いでは、保育園の園児たちが手を振ってくれたり、

たこ焼き屋さんのおじさんが旗を振ってくれたりと、

地域のみなさんが温かい。

 

毎日、手を振ってくれる園児たちの前を通るときには、

列車がゆっくりと走り、とても癒しの時間になった。

 

 


お肉料理もパンもぺろっと平らげ、

デザートの「イチジクの赤ワイン煮」が運ばれてきた。

 

 

至福の時間はあっという間に過ぎてしまう......。

 

 


これからも地域のみんなに愛され、走り続けて欲しいものだ。

あなたもぜひ、観光列車に乗ってみてはいかがだろうか。

 

取材日(12月初旬)

 

記念乗車券

 

筑後名物の模様がデザインされている記念乗車券には、

月日が印刷されていて、体験日に合わせて切符をカットしてくれる。

切符を見るだけで思い出がよみがえる!

 

 

観光列車

THE RAILKITCHEN CHIKUGO

ザレールキッチンチクゴ

☎0570-00-1010
(西鉄お客さまセンター)

※予約はwebサイトからのみ。

運行時間やルートは変更となる場合がございます。

HPでご確認ください。

https://www.railkitchen.jp/

この記事を書いたスタッフ

企画部 山口

国内外問わず旅行が好きで、その土地ならではの食べ物や体験、交流を楽しんでいます♪日々アンテナを張って、より良い情報を発信します!

 

九州を代表する私鉄「西日本鉄道」の大牟田線を走る観光列車、

THE RAIL KITCHEN CHIKUGO(ザ・レイル・キッチン・チクゴ)。

 

地域職人の技術が詰め込まれた内装や食器、

地域の食材を使ったオリジナル料理やドリンクが楽しめるのが自慢だ。

 

今回は、西鉄福岡(天神)駅から、大牟田駅へ向かう

「地域を味わう」レイトランチを予約した。

 

ランチコースは、ウェルカムドリンクから前菜、

お魚料理、お肉料理&パン、デザート&コーヒーがついて

税込8,800円。

大牟田駅までは約2時間半の道のりだ。

 

西鉄福岡駅に着くと、

反対ホームに止まっている列車を見つけ、

「あれだ!」と階段を駆け降りた。

 

キッチンクロスをイメージしたという赤いチェック柄模様で、

可愛くラッピングされた列車がなんともかわいい。

 

 


受付を済ませ、列車の中へ入る。

すると列車の中とは思えない、筑後地域の伝統工芸品を

あしらった家具や内装の雰囲気に惹きつけられる。

 

私達が乗車した2号車には、

なんと窯を中心とした大型キッチンがあり、

すでにいい匂いがしていた。

 

 

列車が走り出す前に早速、ウェルカムドリンクの

「あまおうスパークリングワイン」で乾杯。

 

 

口にふくむ前からあまおうの香りが

ふわぁ〜と広がり、幸せな気持ちに。

 

あまりの美味しさにゴクゴクとお酒が進み......

「おっとあぶない、油断して出発前から酔っ払うところだった!」

と二人はもう陽気になっていた。

 

出発の合図のトライアングルの音が列車内に響き渡る。

「いよいよ動き出すね」とさらに気分が高まった。

 

 


出発すると、車窓の景色は、

高層ビルやマンションからどんどん民家や田んぼに変わっていく。

日常から離れ、なんだかゆっくり時間が流れる感覚が心地よい。

 

 

まず初めに運ばれてきたのは、

地域の食材をふんだんに使用した前菜六種。

小鉢の下にメニューの説明が書いてあり、

小鉢を上げて確認しながら楽しめる。

 

 

旬の食材に、世界で活躍する3名のシェフの

オリジナルテイストが加わり、味わい深かった。

 

次に運ばれてきた料理は、パイの上に生ハムをのせたもので、

「これがお魚料理?」と疑ってしまうほどお洒落だ。

 

 

パイをナイフで切ると、脂がのった糸島産天然真鯛が!

トマトとチーズのソースをたっぷりかけて頬張った......。

この組み合わせがたまらない驚愕の美味しさ。

しかも白ワインにピッタリなのだ。

 

 

車掌さんにこの観光列車の見どころを聞くと、

「右側の窓にご注目ください」と案内された。

 

 

筑紫駅に停まると、西鉄の駅員さんが

「おいしい?」の紙をもってお出迎え。

思わず、近藤は笑顔で手を振り返した。

 

また、線路沿いでは、保育園の園児たちが手を振ってくれたり、

たこ焼き屋さんのおじさんが旗を振ってくれたりと、

地域のみなさんが温かい。

 

毎日、手を振ってくれる園児たちの前を通るときには、

列車がゆっくりと走り、とても癒しの時間になった。

 

 


お肉料理もパンもぺろっと平らげ、

デザートの「イチジクの赤ワイン煮」が運ばれてきた。

 

 

至福の時間はあっという間に過ぎてしまう......。

 

 


これからも地域のみんなに愛され、走り続けて欲しいものだ。

あなたもぜひ、観光列車に乗ってみてはいかがだろうか。

 

取材日(12月初旬)

 

記念乗車券

 

筑後名物の模様がデザインされている記念乗車券には、

月日が印刷されていて、体験日に合わせて切符をカットしてくれる。

切符を見るだけで思い出がよみがえる!

 

 

観光列車

THE RAILKITCHEN CHIKUGO

ザレールキッチンチクゴ

☎0570-00-1010
(西鉄お客さまセンター)

※予約はwebサイトからのみ。

運行時間やルートは変更となる場合がございます。

HPでご確認ください。

https://www.railkitchen.jp/

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