グルメ&旅コラム

2023年07月28日
有田焼のろくろ体験&ランチで心身ともに満たされる【気まぐれ道中vol.70】
グルメ&旅コラム
2023年07月28日
有田焼のろくろ体験&ランチで心身ともに満たされる【気まぐれ道中vol.70】

この記事を書いたスタッフ

企画部 山口

国内外問わず旅行が好きで、その土地ならではの食べ物や体験、交流を楽しんでいます♪日々アンテナを張って、より良い情報を発信します!

今回の旅先は、

福岡市から車で約1時間半の場所に位置する

佐賀県の西松浦郡有田町。

 

「有田焼」の発祥地であるこの町には、

至るところに窯があり、

窯元から伸びる煙突が立ち並ぶ。

 

有田焼の最大の魅力は、

他の陶器にはない透明感のある純白の美しさ。

 

400年前に泉山磁石場で発見された磁石土を

原料として作られ、驚くべき軽さと薄さが特徴だ。

 

一般的な陶土焼き物が1180度から1200度で

焼かれるのに対し、有田焼は1300度という高温で

焼かれるため、非常に高い密度と強度がある。

 

 

江戸時代には天皇家や将軍家などの限られた人しか

使えなかった有田焼も、明治時代になると

一般庶民に普及し、広く愛されるように。

 

そんな有田焼の「ろくろ体験」ができる場所、

『有田柳窯(ありたやなぎがま)』を訪れた。

 

まずは、服が汚れないように甚平に着替え、

いよいよ、ろくろ体験に挑戦。

 

 

最初に手を濡らし、親指の腹で茶碗の中心に

穴を開けるのだが、手際が悪いと土が手に

たくさんついてしまう。

 

 

コツは、

「手をさっと離すこと」と

「失敗しても元に戻そうとしないこと」。

 

 

戻そうとすると、ぐにゃりと変形し、

もう一度初めから作り直しになるのだ。

 

驚くことに、職人は

この茶碗をたったの5秒で作り上げる。

 

 

少しの力加減で形が変わってしまうので、

初めはなかなか上手くいかずに苦戦したが、

だんだんと、思い通りの形になっていくのが

とても楽しい。

 

 

焼き上がりまでは1週間。出来上がりが待ち遠しい。

 

有田柳窯は、職人の技術や作業の様子を

見学できるだけでなく、自分で陶磁器を作ることで、

有田焼の魅力に触れることができる。

 

有田焼の魅力にはまった私たちは、

有田焼の器で食事ができる『ギャラリー有田』

訪れた。

 

ここでは佐賀名物の有田牛のステーキや

ハンバーグの御膳、郷土料理のごどうふ、

有田鶏のスープカレーなどが食べられる。

 

職人の手によって、丁寧に作り上げられた

磁器でいただくご飯は、格別に美味しい。

 

 

さらに、食後のコーヒー・紅茶を頼むと、

店内に飾ってある2500客ものカップから

好きなものを選んで楽しむことができる。

 

 

熱を良く保つ性質がある有田焼は、

コーヒーの香りや味わいを引き立たせ、

よりコーヒー本来の味わいを楽しむことができるのだ。

 

 

ぜひ、陶芸を作り出す楽しみ、造形の深み、

使う喜びを味わいに、有田町へ足を運んでみては

いかがだろうか。

 

取材日(4月上旬)文章 山口 写真 下村

 

有田焼って?

 

透き通るように白い磁肌と呉須 (藍色の顔料) で描いた

染付け、ガラス質の上絵具 (赤、緑、黄、紫、青) を

用いた華やかな赤絵が特徴。

 

有田柳窯

〒844-0006
佐賀県西松浦郡有田町赤絵町2-1-17

電話 090-9737-5504

営業時間 10:00~17:00

営業:年中無休

 

有田ギャラリー

〒844-0018
佐賀県西松浦郡有田町本町乙3057

電話  0955-42-2952

営業時間 11:00~17:00

公式ホームページ https://gallery-arita.co.jp/ 

この記事を書いたスタッフ

企画部 山口

国内外問わず旅行が好きで、その土地ならではの食べ物や体験、交流を楽しんでいます♪日々アンテナを張って、より良い情報を発信します!

今回の旅先は、

福岡市から車で約1時間半の場所に位置する

佐賀県の西松浦郡有田町。

 

「有田焼」の発祥地であるこの町には、

至るところに窯があり、

窯元から伸びる煙突が立ち並ぶ。

 

有田焼の最大の魅力は、

他の陶器にはない透明感のある純白の美しさ。

 

400年前に泉山磁石場で発見された磁石土を

原料として作られ、驚くべき軽さと薄さが特徴だ。

 

一般的な陶土焼き物が1180度から1200度で

焼かれるのに対し、有田焼は1300度という高温で

焼かれるため、非常に高い密度と強度がある。

 

 

江戸時代には天皇家や将軍家などの限られた人しか

使えなかった有田焼も、明治時代になると

一般庶民に普及し、広く愛されるように。

 

そんな有田焼の「ろくろ体験」ができる場所、

『有田柳窯(ありたやなぎがま)』を訪れた。

 

まずは、服が汚れないように甚平に着替え、

いよいよ、ろくろ体験に挑戦。

 

 

最初に手を濡らし、親指の腹で茶碗の中心に

穴を開けるのだが、手際が悪いと土が手に

たくさんついてしまう。

 

 

コツは、

「手をさっと離すこと」と

「失敗しても元に戻そうとしないこと」。

 

 

戻そうとすると、ぐにゃりと変形し、

もう一度初めから作り直しになるのだ。

 

驚くことに、職人は

この茶碗をたったの5秒で作り上げる。

 

 

少しの力加減で形が変わってしまうので、

初めはなかなか上手くいかずに苦戦したが、

だんだんと、思い通りの形になっていくのが

とても楽しい。

 

 

焼き上がりまでは1週間。出来上がりが待ち遠しい。

 

有田柳窯は、職人の技術や作業の様子を

見学できるだけでなく、自分で陶磁器を作ることで、

有田焼の魅力に触れることができる。

 

有田焼の魅力にはまった私たちは、

有田焼の器で食事ができる『ギャラリー有田』

訪れた。

 

ここでは佐賀名物の有田牛のステーキや

ハンバーグの御膳、郷土料理のごどうふ、

有田鶏のスープカレーなどが食べられる。

 

職人の手によって、丁寧に作り上げられた

磁器でいただくご飯は、格別に美味しい。

 

 

さらに、食後のコーヒー・紅茶を頼むと、

店内に飾ってある2500客ものカップから

好きなものを選んで楽しむことができる。

 

 

熱を良く保つ性質がある有田焼は、

コーヒーの香りや味わいを引き立たせ、

よりコーヒー本来の味わいを楽しむことができるのだ。

 

 

ぜひ、陶芸を作り出す楽しみ、造形の深み、

使う喜びを味わいに、有田町へ足を運んでみては

いかがだろうか。

 

取材日(4月上旬)文章 山口 写真 下村

 

有田焼って?

 

透き通るように白い磁肌と呉須 (藍色の顔料) で描いた

染付け、ガラス質の上絵具 (赤、緑、黄、紫、青) を

用いた華やかな赤絵が特徴。

 

有田柳窯

〒844-0006
佐賀県西松浦郡有田町赤絵町2-1-17

電話 090-9737-5504

営業時間 10:00~17:00

営業:年中無休

 

有田ギャラリー

〒844-0018
佐賀県西松浦郡有田町本町乙3057

電話  0955-42-2952

営業時間 11:00~17:00

公式ホームページ https://gallery-arita.co.jp/ 

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