グルメ&旅コラム
グルメ&旅コラム
この記事を書いたスタッフ
企画部 山口
国内外問わず旅行が好きで、その土地ならではの食べ物や体験、交流を楽しんでいます♪日々アンテナを張って、より良い情報を発信します!
園内に入ると、江戸時代の面影を色濃く残した
伝統的な日本庭園や格式高いお殿様のお屋敷が迎えてくれる。
まるで幕末の頃にタイムスリップしたような空間に
大人でさえもワクワクしてしまう。
今回訪れたのは、さくらの森がある福岡市から新幹線で約1時間半、
鹿児島県鹿児島市にある『名勝仙巌園(せんがんえん)』。
今から365年前、島津家19代当主、光久によって築かれた島津家の別邸で、
鹿児島の豊かな自然と広大なスケールを堪能できる世界文化遺産だ。
鹿児島のシンボル「桜島」が望める雄大な庭園を歩いて景色を楽しむのはもちろん、
切子カットや切子かけらの細工、薩摩焼絵付け、弓矢体験などの文化体験や
鹿児島の名物グルメを楽しむことができる。
まずは、お殿様が暮らした「御殿」を見学し、島津家と薩摩藩が歩んできた歴史を学ぶ。
29代当主、忠義が実際に本邸として使用した御殿は、
鹿児島を舞台にした大河ドラマ「西郷どん」のロケ地としても人気がある。
なかでも印象的だったのは、忠義が執務をしたり、
庭園を眺めながら寛いだりした部屋「御居間(おいま)」。
そこに座った中村は、
「ここからの眺めはいいな~風が爽やかで、気持ちいい~。」
と当時の島津家の優雅な暮らしに浸り、殿様気分を味わった。
また、庭の端にある大きな灯篭は、羽を伸ばしたような鶴の姿に見え、
正面にある石は、御居間から見たときに亀に見えるよう造られているそうだ。
「鶴」と「亀」はどちらも長寿の象徴で縁起物。
さらに、庭園全体も風水を取り入れた構成で良い気が流れているとされている。
説明を受けながら、各所に様々な工夫が凝らされていることが分かりとても勉強になった。
続いて、体験施設にて、鹿児島県の伝統的工芸品
「薩摩切子」のかけらを使って作る「切子かけらの細工」に挑戦。
フレームを選び、その中に透けてキラキラと光る薩摩切子のかけらをピンセットでのせていく。
赤、青、黄など自分の描きたい模様に合わせてかけらを選ぶのだが、
粒の大きさがバラバラで、綺麗に埋めるのがなかなか難しい。
制作時間15分......
宮原作、さくらもちくんモチーフの
なんとも可愛らしい輝くキーホルダーが完成した。
次に、戦国武将気分を味わえる「弓矢体験四半的(しはんまと)」に挑戦。
正座をした状態で8.2メートル先にある的に矢を射る。
左手で弓の中央部を持ち、右手の親指と人差し指で矢じりをつまむように持つ。
ぐっと後ろに引き、狙いを定めて矢を離す。
ビュンとうなりながら一瞬で矢が飛んでいった。
体を動かした後は、鹿児島名物「しろくま」と
「両棒餅(ぢゃんぼもち)」を食べて休憩を。
夢中になって、気づけばあっという間に四時間が経っていた。
ぜひ、あなたも美しい景色や歴史、文化を一度に楽しめる
「名勝仙巌園」を訪れてみてはいかがだろうか。
取材日(5月中旬) 写真:大崎
食べずには帰れんばい!
仙巌園内で食べられる鹿児島グルメをご紹介♪
その1)しろくまくん
鹿児島で70年以上愛され続けている「しろくま」は、
細かく砕いた氷にミルクシロップをかけ、
フルーツや小豆を飾った見た目もかわいいスイーツ。
ひんやり冷たくて、甘いシロップがとても美味しい。
可愛いさに気をとられていると、どんどん溶けちゃうのでご注意を。
溶けかけの顔も可愛い〜♪
その2)両棒餅 (ぢゃんぼもち)
ひと口大の焼き餅に竹串を2本刺し、タレをつけた江戸時代より愛されている両棒餅。
ほんのり甘くて素朴な 味わいがたまらない!
その3)郷土料理鶏飯
温かいご飯のうえに甘辛く炊いたしいたけや錦糸卵、
ほぐした鶏肉、漬物などを乗せ、たっぷりの出汁をかけていただくメニュー。
まずは出汁をかけずにそのまま!二度楽しめる郷土料理♪
名勝仙巌園(せんがんえん)
〒892-0871 鹿児島市吉野町9700-1
電話番号 099-247-1551
開園時間 9:00~17:00 (年中無休)
公式ホームページ
この記事を書いたスタッフ
企画部 山口
国内外問わず旅行が好きで、その土地ならではの食べ物や体験、交流を楽しんでいます♪日々アンテナを張って、より良い情報を発信します!
園内に入ると、江戸時代の面影を色濃く残した
伝統的な日本庭園や格式高いお殿様のお屋敷が迎えてくれる。
まるで幕末の頃にタイムスリップしたような空間に
大人でさえもワクワクしてしまう。
今回訪れたのは、さくらの森がある福岡市から新幹線で約1時間半、
鹿児島県鹿児島市にある『名勝仙巌園(せんがんえん)』。
今から365年前、島津家19代当主、光久によって築かれた島津家の別邸で、
鹿児島の豊かな自然と広大なスケールを堪能できる世界文化遺産だ。
鹿児島のシンボル「桜島」が望める雄大な庭園を歩いて景色を楽しむのはもちろん、
切子カットや切子かけらの細工、薩摩焼絵付け、弓矢体験などの文化体験や
鹿児島の名物グルメを楽しむことができる。
まずは、お殿様が暮らした「御殿」を見学し、島津家と薩摩藩が歩んできた歴史を学ぶ。
29代当主、忠義が実際に本邸として使用した御殿は、
鹿児島を舞台にした大河ドラマ「西郷どん」のロケ地としても人気がある。
なかでも印象的だったのは、忠義が執務をしたり、
庭園を眺めながら寛いだりした部屋「御居間(おいま)」。
そこに座った中村は、
「ここからの眺めはいいな~風が爽やかで、気持ちいい~。」
と当時の島津家の優雅な暮らしに浸り、殿様気分を味わった。
また、庭の端にある大きな灯篭は、羽を伸ばしたような鶴の姿に見え、
正面にある石は、御居間から見たときに亀に見えるよう造られているそうだ。
「鶴」と「亀」はどちらも長寿の象徴で縁起物。
さらに、庭園全体も風水を取り入れた構成で良い気が流れているとされている。
説明を受けながら、各所に様々な工夫が凝らされていることが分かりとても勉強になった。
続いて、体験施設にて、鹿児島県の伝統的工芸品
「薩摩切子」のかけらを使って作る「切子かけらの細工」に挑戦。
フレームを選び、その中に透けてキラキラと光る薩摩切子のかけらをピンセットでのせていく。
赤、青、黄など自分の描きたい模様に合わせてかけらを選ぶのだが、
粒の大きさがバラバラで、綺麗に埋めるのがなかなか難しい。
制作時間15分......
宮原作、さくらもちくんモチーフの
なんとも可愛らしい輝くキーホルダーが完成した。
次に、戦国武将気分を味わえる「弓矢体験四半的(しはんまと)」に挑戦。
正座をした状態で8.2メートル先にある的に矢を射る。
左手で弓の中央部を持ち、右手の親指と人差し指で矢じりをつまむように持つ。
ぐっと後ろに引き、狙いを定めて矢を離す。
ビュンとうなりながら一瞬で矢が飛んでいった。
体を動かした後は、鹿児島名物「しろくま」と
「両棒餅(ぢゃんぼもち)」を食べて休憩を。
夢中になって、気づけばあっという間に四時間が経っていた。
ぜひ、あなたも美しい景色や歴史、文化を一度に楽しめる
「名勝仙巌園」を訪れてみてはいかがだろうか。
取材日(5月中旬) 写真:大崎
食べずには帰れんばい!
仙巌園内で食べられる鹿児島グルメをご紹介♪
その1)しろくまくん
鹿児島で70年以上愛され続けている「しろくま」は、
細かく砕いた氷にミルクシロップをかけ、
フルーツや小豆を飾った見た目もかわいいスイーツ。
ひんやり冷たくて、甘いシロップがとても美味しい。
可愛いさに気をとられていると、どんどん溶けちゃうのでご注意を。
溶けかけの顔も可愛い〜♪
その2)両棒餅 (ぢゃんぼもち)
ひと口大の焼き餅に竹串を2本刺し、タレをつけた江戸時代より愛されている両棒餅。
ほんのり甘くて素朴な 味わいがたまらない!
その3)郷土料理鶏飯
温かいご飯のうえに甘辛く炊いたしいたけや錦糸卵、
ほぐした鶏肉、漬物などを乗せ、たっぷりの出汁をかけていただくメニュー。
まずは出汁をかけずにそのまま!二度楽しめる郷土料理♪
名勝仙巌園(せんがんえん)
〒892-0871 鹿児島市吉野町9700-1
電話番号 099-247-1551
開園時間 9:00~17:00 (年中無休)
公式ホームページ