健康コラム
健康コラム
この記事を書いたスタッフ
企画部 毛利
30歳を過ぎてから、なぜか年齢とともにますますアクティブに! 登山、マラソン、バイクツーリング……などなど、仕事も趣味も全力で楽しみます♪
近年、増加傾向にある生活習慣病。
日本人の死因の上位を占めるがん・心疾患・脳血管疾患が三大生活習慣病と呼ばれていますが、患者数で見ると、高血圧・脂質異常症・糖尿病が上位を占めており、患者数の合計は2,000万人を超えると推計されています。
これらの生活習慣病は、これまで「食事」「運動」「禁煙」が対策の柱とされてきましたが、近年の研究で、腸内環境の乱れが生活習慣病の発症や進行に深く関与することがわかってきました。
50代以降の世代では特に、腸を整えることが「その先の健康」を守る大切なカギとなっています。

腸内細菌は血圧や脂質の代謝にも影響を及ぼします。
熊本大学の研究では、「二次胆汁酸」を生産する腸内細菌が減少すると、血糖値だけでなく血中脂質値も低下するメカニズムが明らかになりました。

また、Science Portalに紹介された最新研究において、肥満や高血糖状態では特定の腸内細菌が「悪玉脂質」を生成し、動脈硬化のリスクを高める可能性が指摘されています。
一方で、腸内環境が整うと、善玉菌の代謝産物である短鎖脂肪酸が増え、血圧やコレステロール値の安定に役立つと考えられています。
腸内環境と糖尿病の関係も多くの研究で注目されています。
たとえば、理化学研究所のマウス実験では、腸内細菌がつくる「短鎖脂肪酸」が血糖値の上昇を抑え、インスリン感受性を高める働きが示されました。
さらに和歌山医科大学の研究では、腸内環境を整えると食後血糖の上昇が緩やかになる可能性が報告されています。
一方で、東北大学の調査では、糖尿病患者は善玉菌の一種が少なく、悪玉菌が多い傾向が確認されました。
つまり、腸は血糖コントロールを支える「隠れた臓器」ともいえるのです。

腸には約三万三千種、千兆個の細菌がすみついています。
これらの細菌が種類ごとに塊となって腸の壁に隙間なくびっしりと張り付いて、まるで品種ごとに並んで咲くお花畑に見えることから、「腸内フローラ」と呼ばれるようになりました。

善玉菌(ビフィズス菌や乳酸菌)は短鎖脂肪酸を生み出し、腸内を弱酸性に保つことで悪玉菌の増殖を抑え、炎症の抑制や免疫の安定につながります。
反対に、悪玉菌が優勢になると炎症物質や有害代謝物が増え、糖や脂質のコントロールが乱れることに。
善玉菌を味方につけることが、生活習慣病対策の重要なカギとなるのです。

腸を整えるためには、毎日の食習慣が土台となります。
発酵食品(納豆・味噌・ヨーグルト等)で善玉菌を増やし、善玉菌のエサとなる食物繊維(野菜・海藻・豆類等)などで善玉菌を育て、腸内環境をサポートすることが重要です。

ただし市販のヨーグルトなどは糖分が多い製品もあり、摂り方に注意が必要です。
続けやすい工夫として、甘味料にオリゴ糖が使われているものを選ぶことや、食品だけでなくサプリメントなどで不足を補うことが推奨されています。
この記事を書いたスタッフ
企画部 毛利
30歳を過ぎてから、なぜか年齢とともにますますアクティブに! 登山、マラソン、バイクツーリング……などなど、仕事も趣味も全力で楽しみます♪
近年、増加傾向にある生活習慣病。
日本人の死因の上位を占めるがん・心疾患・脳血管疾患が三大生活習慣病と呼ばれていますが、患者数で見ると、高血圧・脂質異常症・糖尿病が上位を占めており、患者数の合計は2,000万人を超えると推計されています。
これらの生活習慣病は、これまで「食事」「運動」「禁煙」が対策の柱とされてきましたが、近年の研究で、腸内環境の乱れが生活習慣病の発症や進行に深く関与することがわかってきました。
50代以降の世代では特に、腸を整えることが「その先の健康」を守る大切なカギとなっています。

腸内細菌は血圧や脂質の代謝にも影響を及ぼします。
熊本大学の研究では、「二次胆汁酸」を生産する腸内細菌が減少すると、血糖値だけでなく血中脂質値も低下するメカニズムが明らかになりました。

また、Science Portalに紹介された最新研究において、肥満や高血糖状態では特定の腸内細菌が「悪玉脂質」を生成し、動脈硬化のリスクを高める可能性が指摘されています。
一方で、腸内環境が整うと、善玉菌の代謝産物である短鎖脂肪酸が増え、血圧やコレステロール値の安定に役立つと考えられています。
腸内環境と糖尿病の関係も多くの研究で注目されています。
たとえば、理化学研究所のマウス実験では、腸内細菌がつくる「短鎖脂肪酸」が血糖値の上昇を抑え、インスリン感受性を高める働きが示されました。
さらに和歌山医科大学の研究では、腸内環境を整えると食後血糖の上昇が緩やかになる可能性が報告されています。
一方で、東北大学の調査では、糖尿病患者は善玉菌の一種が少なく、悪玉菌が多い傾向が確認されました。
つまり、腸は血糖コントロールを支える「隠れた臓器」ともいえるのです。

腸には約三万三千種、千兆個の細菌がすみついています。
これらの細菌が種類ごとに塊となって腸の壁に隙間なくびっしりと張り付いて、まるで品種ごとに並んで咲くお花畑に見えることから、「腸内フローラ」と呼ばれるようになりました。

善玉菌(ビフィズス菌や乳酸菌)は短鎖脂肪酸を生み出し、腸内を弱酸性に保つことで悪玉菌の増殖を抑え、炎症の抑制や免疫の安定につながります。
反対に、悪玉菌が優勢になると炎症物質や有害代謝物が増え、糖や脂質のコントロールが乱れることに。
善玉菌を味方につけることが、生活習慣病対策の重要なカギとなるのです。

腸を整えるためには、毎日の食習慣が土台となります。
発酵食品(納豆・味噌・ヨーグルト等)で善玉菌を増やし、善玉菌のエサとなる食物繊維(野菜・海藻・豆類等)などで善玉菌を育て、腸内環境をサポートすることが重要です。

ただし市販のヨーグルトなどは糖分が多い製品もあり、摂り方に注意が必要です。
続けやすい工夫として、甘味料にオリゴ糖が使われているものを選ぶことや、食品だけでなくサプリメントなどで不足を補うことが推奨されています。



